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花粉症の成り立ち 2008.07.17

花粉症の成り立ち

 

昔も今も花粉は飛散していた。しかし、昔の人で花粉症で悩んでいた記録はあまり聞いたことがない。その違いはいったいなんだろう。決定的な違いは食生活にある。

何でも入れて雑炊を作り、腹いっぱいになれば満足という昔と違い、現代は贅沢の限りを尽くしている。美味しいものがあれば何処までも食べに行く時代である。

ここに大きな落とし穴がまっているのだ。

花粉症はなぜ起きるのか。

 

夜食と消化器の関係を考えてみよう。夜食にうどんなどカロリーの低い食事を腹いっぱい食べても、せいぜい3時間もあれば消化してしまいます。

ところが肉類など油濃い食べ物を腹いっぱい食べると6時間くらい消化にかかる。

夜の10時に食事が終ったとすると、それから6時間休む暇もなく内臓は働きます。朝方4時になってようやく消化活動は終了して、やっと安眠できるのです。朝7時に朝の食事をすると内蔵の休む時間は3時間しかありません。

内臓は残業続きでくたびれている。

 

現代は食生活が美食になり、1汁、1菜、ご飯、の昔と比較すると、あまりにも美食になりすぎています。栄養価やカロリーの高い食事を腹いっぱい取っているにかかわらず。運動量はとても少ない人があまりにも多すぎます。毎日の食生活の中で残業続きの内臓は徐々に疲労物質がたまっています。

肝機能の過敏症が原因

 

腸の中は高温に保たれているので、どんなに腹いっぱい食べてもその日の内に消化してしまわなければ、腐ってしまうので大変なことになります。そこで内臓の先頭に立って消化活動をしているのが、肝臓であります。筋肉も運動をすればだんだん筋肉がついてきますが、肝臓機能も食べ過ぎによって、消化能力が高まってきます。しかし、疲れはピークに達しています。その兆候は背中の筋肉が重苦しく、板でも貼り付けているような感覚を訴える人がいます。

肝機能がアレルギー反応を引き起こす

 

季節的に春は肝機能が活発になる季節であります。食べ過ぎにより肝機能はピークに達している状態なのに、より活発になる時期が来ました。その時期にちょうど花粉が飛び始めるのです。肝機能は今にも爆発しそうな過敏状態にある時に、花粉の大量飛散が始まると、肝機能は病的なアレルギー反応を引き起こしてしまいます。目や鼻に花粉が付くとアレルギー反応により、目がかゆくなり、鼻水、くしゃみは止めることは出来なくなります。

内臓はバランスが崩れている。

 

肝臓機能が過敏状態で興奮しているのに対して、膵臓系統は弱くなっています。内臓のバランスが崩れているため強い症状(強いかゆみ、くしゃみ)と弱い症状(鼻水)が出て止らないのです。

花粉症といえども、日常の食生活に間違いがあり、その結果としてなるのです
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