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むずむず足症候群 2016.02.23
むずむず足症候群
足がダルイ、足がむずむずして気持ちが悪い、足が痺れるような感じがする、
夕方から夜にかけて症状がでる、足に虫が這っているようでじっとしていられない。上記のような症状が出て困っている人が案外多い。
このような症状は腰椎の神経に異常がある場合が多いのです。特に多いのが腰椎2番、3番、辺りが肥厚して神経の流れが悪くなっています。
過食、間食、等が多い人の場合、大腸の中で食物が滞留するため、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増える状態になりやすいのです。
悪玉菌が増えると便秘、足のダルサ、むずむず感、等の症状が出やすくなり、腰椎2番、3番に負担が掛ると痺れ感も出てきます。
足のむずむず症候群といっても、生活習慣の中に大きな原因があり、生活習慣を整えることから変えていくことが大切になります。
間食はきっぱりと辞め、過食をしないように頑張ってください。毎日ミキサーで野菜ジュースを作り、新鮮なうちに飲むようにしましょう。
野菜ジュースは善玉菌のえさになります。大腸内部で善玉菌が増えると、便秘も解消して、足のダルサ、むずむず感なども解消して健康になります。
大腸内部の細菌群と腰椎の2番、3番、は密接な関係にあります。善玉菌が増える様な食生活をすると腰椎は柔らかくなり、悪玉菌が増える様な食生活を続けていると腰椎は堅くなります。
糖尿病の人の腰椎を触ってみるとよく分かるのですが、腰椎が盛り上がっていたり、椎間が硬くなって、椎骨と椎間の区別がつかない一本の棒状になっている人もいます。
こうなると坐骨神経痛、シビレ、むずむず足症候群、足の冷え、などさまざまな症状が出てきます。食生活の中で作り上げた自分の責任と、とらえて真正面から食生活を変えましょう。薬に頼って近道で簡単に治そうとしたら、副作用で困ることになります。