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痴呆症は糖分の取り過ぎ 2016.07.16
認知症は糖分の取り過ぎ 丸亀店 高松店
認知症にもいろいろな原因があります。その内でも最も多いのがアルツハイマー型で、脳細胞が委縮して認知症になるケースです。認知症全体の60パーセントを占めています。今回は一番多い、アルツハイマー型の認知症について解説します。
脳細胞はなぜ死滅するのか、この原因も食生活の中にあります。脳細胞は糖分と酸素が絶対になくてはなりません。糖分は脳の栄養として最も必要なものです。ところがその糖分が限界を超えて入り過ぎるとどうなるのでしょうか?
植物の成長には、水が欠かせません。ところが水も多すぎると、どうなると思いますか?根が腐って、枯れてしまうのです。これと同じことが脳の中でも起きているのです。必要以上の糖分が長期間、入り続けると、脳細胞は少しずつ死滅して、委縮するのです。
知らぬ間に痴呆症は進む
これがアルツハイマーの原因です。糖分は甘い物、炭酸飲料水、お饅頭、ケーキ、チョコレート、飴玉、などですが、白いごはん、パン、うどん、ラーメン、冷麦、そば、等の炭水化物も、体内に入れば糖分に変化して利用されます。
その為、甘いお菓子類全般に糖分が多いのです。間食の多い人や、お友達が多く、お茶のみで輪になって、お話をするときに出されるお菓子類が、知らず知らずのうちに蓄積され、脳細胞に少しずつ影響を与えています。
当院のお客さんで、家庭料理の味付けが、とても甘く、普通の人が食べると、何この甘さ,と言うぐらい甘い味付けの家庭料理を作っていた婦人がいました。このご婦人は60歳ぐらいでしたが、言うことが同じことを、巻き返し繰り返し言うのです。これは認知症の前触れですが、間もなく息子さんたちによって施設に入所させられました。
農作業や運動をすると認知症にはなりにくい
このように甘い物がとても好きな人もなりますが、過食、間食、の多い人で運動不足の人は注意が必要です。農作業や家庭内労働が多い人で、身体を良く使う人は、認知症にはなりにくい傾向にあります。
一番いけないのは、高血糖になり血液がドロドロになることです。毛細血管全般にわたって目詰まりを起こす危険性があります。この場合には、糖尿病、腎機能低下、肝機能低下、心臓肥大、等と共に脳細胞も目詰まりを起こして脳細胞機能低下で認知症になります。