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瞑想と睡眠 2016.10.18
瞑想と睡眠
ためしてガッテンを見ていると、瞑想は脳の中枢部にある海馬という所にとても良い影響を与え、海馬の疲れを癒すとともに、機能を復活する働きもあるという事であった。
それも1日に、たった3分間だけ、瞑想することによって海馬の機能を復活させることが出来るという、嘘のような話である。実際にその方法と実演者の感想を交えて放映していた。
瞑想の方法
瞑想は座禅、椅子に腰掛ける、どちらでもよい。背筋をまっすぐに伸ばし、頭はやや前傾、舌を上あごに軽くつけ、手は膝の上で重ねる。目は閉じるか、または半眼で、呼吸は鼻でする。
ポイントは意識を呼吸だけに集中することである。他のことは一切考えない、普通に吸い、ゆっくりと吐く、この状態で3分間だけ瞑想をする。
体験
出演者と共に私も3分間の瞑想を体験してみた。感想はたった3分間の瞑想であるにもかかわらず、一寝入りした後のような清々しい、全く新しい感覚がよみがえってきた。
交感神経から副交感神経に移行する、早道が瞑想であると考えられる。たった3分で、副交感神経に移行できるのなら、睡眠障害がある人にとって、瞑想は画期的な睡眠導入方法であると考えられる。
私の場合は、朝方早く目が覚めると、そこからなかなか寝付かれないという睡眠障害があった。そこで早速、瞑想を取り入れて実験してみた。1週間の経験では、そのすべてで眠りに入ることが出来た。
交感神経の切り替え
睡眠障害は交感神経が過敏になっており、なかなか副交感神経に移行できないために起きる障害である。瞑想は副交感神経への切り替えに大きな効能を発揮することが出来る。
3分で区切ることが、呼吸だけに意識を集中する気楽さになる。その気楽さが副交感神経を優位にして、安眠につながるのこととなる。