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新鮮野菜よ お前もか? 2017.01.10
新鮮野菜よ お前もか?
我が家では、癌予防のために毎朝、新鮮な野菜ジュースをミキサーでこしらえて飲んでいます。この新鮮野菜ジュースの信頼が、ぐらぐら揺らぐ、事態が起きました。
新聞記事に載っていた、北半球でミツバチが4分の1減少している深刻な事態が起きている、という記事です。スイスの国際研究チームの調べで、ネオニコチノイド系農薬に侵されて全滅するミツバチ群が後を絶たない、という報告でした。
ネオニコチノイド系農薬というのは、農薬を水に溶いて散布すると、野菜、果物、は根から水分を吸収するときにその農薬も吸収します。その農薬が茎から実や葉っぱまで、野菜、果物の全体に毒素が行き渡るのです。
その毒素が行き渡った、花粉や蜜を食べたミツバチは神経系や生殖系を侵され、方向感覚麻痺、帰巣本能麻痺、精子の減少、死亡、等の障害が起こり、女王蜂との正常な交尾が出来なくなり、その結果、ミツバチの群れ事態が崩壊するという事になったのです。
農作物を食い荒らす害虫駆除の農薬が、ミツバチやトンボ、ミミズ、その他の有益な昆虫、土や水の中に住む生物全体に大打撃を与えているのです。鳥や動物、人間にもその害は及んでいます。
この農薬は持続性が長く、効果的で、人間には害が低い、といわれています。その為、厚生省、農林水産省、農協、農家、製薬会社、等が一丸となって、この農薬を推奨しています。
日本人は虫食いのキャベツ、曲がったキュウリ、少し斑点のついたミカンなど、総て規格外として廃棄処分にされます。日本人の潔癖症と勤勉さがそのような商品を生み出しているのです。
その為、日本では農薬の消費量は世界最高で、アメリカの3倍、ヨーロッパの10倍といわれています。農薬の害は、巨大な雲のようになって、日本全土を覆い、人体にも広く、深く、害を及ぼしている可能性があります。
厚生労働省によると、精神疾患を持つ患者は全国で約392万人、日本の人口当たりの精神科病床数は先進国最多である、という統計結果があります。神経系を中心とした障害を与える農薬との関係が、無縁であるとはいえません。
単に精神疾患だけでなくアレルギーや不妊症など多くの疾患がかかわっている可能性もあります。国が農薬を奨励して使うことを進めている現状の中で、消費者は黙って受け入れなければなりません。そんな事でいいのでしょうか?
健康という最も根本的な問題を覆すような事態から、身を守るために消費者は、自衛しなければなりません。国が守ってくれないのなら、消費者自身が身を守る工夫をしなければならないのです。
普門堂鍼灸院では脈診という技術で診断をして、それにもとづいて治療を行っています。この脈診という技術が農薬入りの野菜を感知するのに、大きく役に立つのです。
脈診というと、とんでもなく難しいように感じますが、農薬入り野菜か、【NO】無農薬野菜か【OK】の2者選択だけの判断であれば、1時間ほどの講習で、誰にでも判別が出来るようになります。
人間の感覚というものは、ものすごく鋭敏で、農薬入りの野菜果物を手に取ると拒否反応を起こします。人間には生体電流といいまして、非常に弱い電流が体内に流れています。
その電流の流れが嫌いなものを手に取ると、敏感に反応して弱まるのです。逆に身体に良い物、身体が欲しい物、等を手に取ると生体電流は活発に流れます。それが脈の強、弱となって、手首の動脈で感知することが出来るのです。
講習を一度受けて、習得できれば、その脈診技術を誰にでも伝授できるというメリットがあります。多くの消費者が脈診を習得できれば、その人は農薬の被害を受けなくて済みます。
我が家の野菜ジュースは、ニンジン、大根、キャベツ、リンゴ、バナナ、レモン、を豆乳で割って作っています。その内、ニンジン、大根、キャベツ、リンゴに農薬が入っていました。今まで健康に良いと信じていた神話が崩れたような気分です。