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食品優劣ランク表の使い方 2017.10.24
食品優劣ランク表の使い方
農薬、化学薬品、食品添加物、精製食品、などにより体に害になる食品を脈診術で選り分けランク表にしたものです。下に行くほど危険性の高い食品です。
上位の優秀食品、とても良い食品、良い食品、迄の食品はほぼ安全な食品として推奨できる食品です。
問題は、普通の食品と注意する食品です。どちらにも何でこれが入っているの、と思われる食品があります。これらについて解説したいと思います。
普通の食品の中に優秀と言われている油類が多く入っています。日清オリーブオイル、日新キャノーラ油、アマニ油、エゴマ油、純正ごま油、など良い油と言われている油のランクが低いのは何故か。油はどんなに良いと言われている油でも酸化の度合いが早いのです。その為、酸化防止剤は欠かせません。そのせいでランクが低くなっていると思われます。
野菜にも結構ランクの低いものが見受けられます。青紫蘇、チンゲン菜、レタス、九条ネギ、ニラ、ブロッコリー「冷凍もの」、りんご、バナナ、などですが、これらの野菜は農薬が関係しています。
次にお茶ですが、緑茶ティーパック、粉末緑茶、紅茶、ジャスミン茶、など良いと思われるお茶が、軒並み最下位に位置しています。検査しながらほんとかなと疑問に思いつつ、何度も検査したのですが間違いありません。お茶はかなり農薬を使っていると聞いています。
その後、調べてみると1番茶は2種類の農薬、2番茶は13種類の農薬、3番茶には7種類の農薬が散布されている。1番茶は収穫が5月初めなのであまり虫が付かない。2番茶、3番茶は収穫が6月から8月になるので農薬の散布が多くなるそうです。残留農薬がどうしても残るのでしょうかね。
健康に良いとされている海苔も最下位にランクされています。海苔は健康食品として最も上位にランクされるものと思っていたのですが、とても残念です。それでネットで調べてみました。
そこで驚くべき実態が分かったのです。海苔は健康に良いとされ需要が飛躍的に伸びました。その為、生産者は海苔を大量に生産する方法を編み出しました。
海苔の栽培は、満潮の時は海につかり、干潮になると太陽にさらされ、雑菌を殺し、栄養分を高める。満潮の時は海に中でドンドン増殖して大きくなる。この繰り返しで海苔は栽培されていました。
ところが海苔は健康に良いという事で人気が沸騰、生産が追い付かなくなりました。そこで考え付いたのが、海苔を海中につけっぱなしで育てる生産法です。しかし、この方法だと病気の発生が多くなります。そこで酸処理剤という海の農薬を使い始めました。
これによって、海苔は大量に生産できるようになりました。今では全国の海苔業者が採用しています。海も汚染され魚介類が住めない海になるので、全国の海で訴訟も起こされているそうです。
酸処理剤「海の農薬」の関係で海苔は大量に生産されるようになりました。しかし、海苔に付着している酸処理剤は、脈診術で完全に把握され、食品ランク表の最低の所まで落ち込んでいます。海苔好きにとっては大変残念なことです。
昔ながらの海を大切にして、良い海苔を提供する取り組みをしている処もあります。鹿児島県出水市です。ここの海苔生産組合では手間暇かけて丹念に海苔を生産しています。
皆さんの大好きな白米、白いパン粉、などは普通の食品の所にランクされています。精製されるとビタミン、ミネラル、食物繊維、カルシウム、などの栄養素がほとんど取り除かれるので、5段階の下から2番目になってしまいます。せめて白米を炊くときは、15穀米を2袋混ぜて炊いて下さい。
健康的な食生活には、4合の玄米を水洗いして、たっぷりの水に6時間ほど寝かせ、その後、水を捨てます。次に15穀米2袋と小豆で1合を作り、玄米と合わせて5合にします。それを炊飯器で炊いたご飯は最高です。
食品優劣ランク表を見れば、食品の良い、悪いは、一目瞭然です。出来るだけ上位の食品を心がけて食べるようにしましょう。今日の食事は、明日の身体を作り、毎日少しずつ健康になります。1年たてば身体の全細胞は入れ替わるので、見違えるほど健康になっているはずです。