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パンは良いのだろうか? 2018.01.29
パンは良いのだろうか?
ある集会のイベントに参加したときの事である。100名ぐらいの集会であったが午前中の集会が終わり、昼飯代わりにパンが2個とジュースがでた。大手パンメーカーの商品である。食品添加物がずらりと書いてあった。
食品ランク表の検査をすると、どの位置にあるのか興味が湧いた。早速、大手パンメーカーの商品と、地元の手造りパン屋さんの商品を数点、コンビニのサンドイッチを買いそろえ検査してみた。
検査結果は下記の通りであった。下線は手造りパンメーカー
優秀食品 なし
とても良い食品 ゴマパン リンドン クルミパン リンドン
メロンパン パパベル もちメンタイパン パパベル
ぼうしパン ごぱん クリームパン ごぱん
良い食品 なし
普通の食品 なし
注意する食品 明太チーズパン ヘルメス
アンドーナツ ヘルメス
ハムサンドカツ ファミマ
卵サンド ローソン
悪い食品 十勝粒あん&マーガリンパン
北海道ミルクパン フジパン
クリームパン ヤマザキ
ジャムパン ヤマザキ
上記でも分かるように大手のパンメーカの場合、どうしても流通経路に乗った後、店頭に並ぶ日時も含めて、腐らないような商品にしなければならない。
しかも全国展開するには、手造りパン屋さんよりもダントツに美味しい味にする必要がある。
焼きたて、即売、というメリットのある手造りパン屋さんの上を行くのは、大手メーカーの開発担当者にとって頭の痛い難題である。その難題に立ち向かって無理に無理を重ね、作り上げたパンは、味、風味、軟らかさ、日持ち、硬くならない、腐らない、などをクリアーしている。
その陰には、様々な食品添加物が見つからないように忍ばせている。悪い添加物とは分かっていても、それを使わないで全国展開することは、どうしてもできない。お気の毒だが、悪い食品のランクになってしまった。
今回のイベント100名に配られた200個のパンは、何も知らなくて美味しい、美味しい、と言いながら食べている子供や女性、お父さんである。
このパンに含まれている食品添加物は体内に取り込まれた時、大腸の中で悪玉菌の勢いを増し、体内環境を悪化させる手助けをするのである。アレルギー性皮膚炎、喘息、あらゆる炎症性疾患の引き金となる可能性がある。
食品添加物といっても政府が許可した。身体にとって許容量内の物である。それだけを食べるのであれば、全く問題を起こさない量の添加物であるが、あらゆる食品の中に入っており、しかも毎日の食生活で繰り返し取り込む可能性がある。
癌をはじめとした現代の慢性病や不妊症、うつ病、糖尿病、腎疾患による透析、などあらゆる疾患の元凶となっている。その為、健康に関心のある方は、食品添加物の欄を見て取捨選択している。
ただ、どれがどれほど悪いのか、さっぱり見当がつかない。大雑把ではあるが一目で大体のランク付けがしてある表があれば大助かりである。その要望に応えて当院では食品優劣ランク表を作成した。
鍼灸治療で行う脈診術を駆使して、食品を手に取り、そこから感じる生体反応を利用するのである。食品添加物が多く入っている食品の場合、生体が拒否反応を起こす。その拒否反応の強さに応じて5段階に区分けしてある。
日持ちのする加工食品の多くは、このランク表検査に引っ掛かり、下位の方にランク付けされる。同じ商品であってもメーカーの違い、製造工程の違い、産地の違いなどによって、かなり上下のブレが生ずるが、全体的に見ると多くの人の納得がゆくランク付けとなっている。
パンについては、地元でコツコツと焼きたてを売っているパン屋さんの物を買うのが安全である。大手のパンメーカーには悪いが最低のランクに入るような商品である。買わない方が良いでしょう。