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昔 癌は少なかった 2018.04.21
昔 癌は少なかった
統計から見てみよう、日本でもアメリカでも昔と今では天と地ほどの差で癌が増えている。これは何を意味しているのでしょうか?現在でも中国奥地、フンザ、ビルカバンバ、コーカサス地方、など昔の生活をしている地方では癌に罹る人はほとんどいない。
昔の生活をしていると癌に罹らないのは何故か?ここに癌と現在の食生活との間に、深い因果関係がある事を意味する。癌だけではない、糖尿病、高血圧、心臓病、花粉症などあらゆる病気が蔓延している。
医療や科学が進歩して、総ての病気を克服する時代であると言われている。ところが癌を中心として右肩上がりで患者は増えている。昔の病、コレラ、チフス、赤痢、天然痘、などの伝染病は医療の進歩でほとんど撲滅されつつある。
それにも関わらず、慢性病はドンドン蔓延して、医者は残業続きでへとへとになり、看護師は人手不足で、病院では看護師の奪い合いが始まるほど、病院は患者であふれかえっている。
化学や医療が発展しているのなら、伝染病のように慢性病もドンドン撲滅されなければならない。皆さんこれはおかしいとは思いませんか? 医療の進むべき方向が間違っており、誤った考えで、誤った方向に進んでいるのです。
すべての病気を手術や薬で抑え込もうとする、そこには人体が自然界の生物であるという根本的な考えを離れて、独り歩きをしている、病気をやっつけなければならないという、使命感だけで対処するところに無理がある。
病気というものは、その患者さんの生活習慣の中から生まれて来るものである。食生活、過労、ストレス、睡眠不足、人間関係、などが複雑に関係している。その中でも食生活は一番重要な位置を占めている。
そこの原因的な部分を切り離して、病気だけを叩き潰すという近道を、医者も患者も選ぼうとしている。医者は金儲けもしなければならない。病気に対して、食生活の改善を指導する医者は少ない。その為、薬漬けになり慢性病の増加が後を絶たないのである。
医者は病気に対して、食生活の改善などという悠長な考え方をする医者は少ない。食生活の改善で病気が本格的に治ること事態、頭の中にない医者がほとんどである。病気は手術や薬でなければ治らないと思っている。
その悪い習慣に従っている患者さんもいれば、医者嫌いで絶対に医者には行かないという頑固な老人もいる。どちらが健康かといえば、頑固な老人の方が長生きしている。
手術は身体に傷をつける。薬は化学薬品であるから、腸内に入ると、腸内細菌の環境を悪化させ、悪玉菌を増やす傾向にある薬の方が多い。病気を取り除く薬ではなく、症状だけを緩和させる薬が大半である。
その為、病気は治らないでも症状だけは緩和される場合が多く、患者さんもそれで満足している。しかし、病気は治っていないので、症状は繰り返し襲ってくる。医者は薬を与え続け、患者さんはその薬を飲み続け、腸内環境を悪化させて、やがて慢性病となる。
医者は病気を治すのが仕事であるが、病気を治す事と、病気を造りだす事を同時にやっている場合もある。その為、全国的に患者さんは減らないどころか。増えているのが現状である。
食品添加物、農薬、化学薬品、酸化した油、など食品に含まれる添加物によって、多くの人が病気になりやすい体質になっている。その上、お医者さんが病気を減らせない治療をしている。日本人は今や病人大国となり、薬を飲んでいる患者さんで溢れかえっている現状だ。
このような現状に対して、普門堂鍼灸院は真っ向から食生活の改善を通して、本当の健康体を作り上げることを目的として、色々な出版物を出している。
昔の生活で良い所は積極的に取り入れる。現代の食品で害のあるものは徹底的に取り除く、その食生活を推し進める事によって、本当の健康体になって頂く、これが普門堂食生活の根幹となっている。