- ホーム
- 鍼灸おもしろ日記一覧
- 鍼灸おもしろ日記
断食体験記の総括 2019.01.11
断食体験記の総括
無事、1週間の断食体験が終わった。さすがに断食は腹が減って、毎日食べ物の事ばかりを考えていた。そのくせ頭はスッキリ、体力も充分あり毎日、山道を1時間の運動を、朝と昼からの2回した。
断食はお水さえ飲んでいれば、体力が落ちる事もなく普通の活動が出来る事が分かった。人間、お水さえ飲んでおれば3カ月は生きられるそうだ。1週間の断食くらいは何でもない事になる。
断食を終わって感じたことは、身体の中の隅から隅まで大掃除をしたという感じであった。体中がスッキリしてとても軽い感じがする。特に、頭の中は今までにないような新鮮な感覚になっていた。
今回の断食の効果としては、私には過活性膀胱があった。頻尿、尿の出が悪い、尿が出たいと思ったら我慢が出来ない、我慢すると尿をちびる、夜間頻尿(夜中に3回~5回トイレに起きる)。
この過活性膀胱にこの2年間悩まされていた。断食を終えて帰った夜、疲れ果てて夜の8時に床に就いた。朝、目が覚めた時、朝の5時であった。なんと夜中に1回も起きる事もなく9時間も寝たことになる。
断食により9時間もの間、夜中に1回も起きることが無く寝られたことにはビックリした。断食により腎臓機能が回復したのではないかと思われる。
内臓全般が良くなった為か、断食から帰って、食欲が勢いを増し、何を食べても美味しい。こんなに食物は美味しかったのか? ついつい食べ過ぎてしまう。
断食の反動かも知れない。断食で4キロ痩せたから、そのリバウンドが来ているようだ。
せっかく断食をしてきたのだから、毎日の食生活を腹7分にして、断食の効果を継続しなければならない。健康になったのは有難い事だが、その継続はなかなか努力がいる。
今までの食生活を良いと思っていたが、断食の食生活と比べると、過食の生活をしていたことになる。断食道場の職員が食べている食事は私の2分の1であった。大食漢の私が毎日の食生活で、断食道場の少食が守れるか?
はなはだ、心もとないがせっかく断食道場に行ってきたのである。その成果を継続しなければ意味がない。頑張る事にした!!