鍼灸おもしろ日記詳細｜丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

雪山道の散歩

　朝と昼から2回の散歩をしないと、時間が余って仕方がない。昼からは雪が５センチほど積もった。雪の山道は滑るのではないかと心配したが、案外歩きやすかった。

　この辺りは寒いので（夜間はマイナス5度）雪が夜の間に凍ってしまう。そのため、明日は返って滑りやすくなるそうだ。歩いていると茶色のキジのような鳥が3匹、パタパタと逃げ出した。

　ニワトリぐらいの大きさで、少しは飛べるようだがすぐに着地する。それを見ているとやはりキジの仲間ではないかと思う。夜は寒さで、動物たちもじっとして活動しないのか、山の中であるが動物はあまり見かけない。

　戦後の植林で、雑木林が切り倒され、杉ばかりが鬱蒼とした山になっている。その杉も今は売れないのか、荒れっぱなしになり、倒木があちこちに散らばっている。

　この大量に放置されている大木の有効活用はない物かと思いながら歩いている。何しろ大木だし、山の中から運び出すだけで大金がかかってしまう。有効活用を考える人は多いが、とても出来ないのだろう。

　日本では杉を伐採した後は、ちゃんと植林をしないといけないらしい。その費用も莫大で、日本のスギは高くなりすぎて売れないという。高齢化が進み杉を買ってくれる人がいたら、その土地もついでに付けてあげるという農家もあるそうだ。

　山をたくさん持っている農家も大変だなー！　農家は案外費用が掛かり、あまり儲けにならないから、なり手がないのも頷ける！　農家は食の原点だ。農家が減ってゆくのは忍びない！！