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ネックレスと脈診 2013.08.26
ネックレスと脈診
金属、パール、石、などのネックレスにはそれぞれ特性があります。その特性が、ネックレスを着けている人と相性が良ければ問題はありません。
ところが、ネックレスにも特性がある事を知らずに、ただ美しいからといって、どんなものでも、美しさを基準に付けているのはよくありません。
普門堂鍼灸院では、脈診でその人と、ネックレスの相性を診断しています。ネックレスを掛けて頂いて、脈を診ると、相性の良いネックレスの場合は、脈が嬉々として、強く豊かな脈になります。
その反対に、相性の悪いネックレスになると、脈は弱くなり、生きる為に何とか打たなければ、と頑張って、やっとこさ打っている脈になります。
よく、肩こりのネックレスを買って、付けている人がいますが、これも同じことです。その人と相性が良い場合は、効果もありますが、ダメな場合は逆効果になりかねません。
40代の女性患者さんに、治療しながらこの話をしたところ、やっぱりそうですか!! 私は、特にお気に入りのネックレスを持っているのですが、そのネックレスをすると、気分が悪くなります。
だけど、気に入っている物ですから、パーテイなどの時には、必ずそのネックレスを着けて行くのです。ところが何時も気分が悪くなり、最後には心臓が止まるのではないかと思うくらいになります。
家に帰ってネックレスを取り外すと、やっと落ち着いて、いつもの自分を取り戻す事が出来るのです。
何か、精神的な事で緊張しているから、このような事になるのだろうか、いつも不思議に思っていました。先生とお話して、考えてみると、ネックレスを付けた時と、取り外した時の差が、あまりにも大きいのです。
ネックレスが原因というのはよく分かりました。それならもう付けるのは止めますか? いえ、このネックレスはお気に入りですから、パーテイの時だけでもつけて行きます。
この人ならネックレスは何本も、持っているのに、お気に入りと、美を追求する為の、女心はすごいものだなあ、と感心した。