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肩こりとミネラル 2015.02.06
肩コリとミネラル
外国人は肩がこらないということを知っていますか?肩コリという英語すらないという状態です。テレビでやっていたのですが、どの人種の外国人も、肩こりを聞かれると、怪訝な顔をして、それ何ですかと問い返してきます。
どの外国人も肩こりはないと答えていました。1人や2人の肩こりをする外国人がいてもよいと思うのだが、まったく肩こりの外国人はいませんでした。
ところが、その外国人も日本に住み始めると、肩こりに悩まされる状態が現れるのです。何年も日本に住んでいるうちに、外国人の間でも、肩こりが多くなってきます。
こんなにはっきりと分かれる肩こりの症状は、日本人と外国人の生活環境の中に、何かがある。
外国人も日本に住むと肩こりが出るということは、その土地に関係しているということです。土地ならばミネラル分に違いない。
ミネラル(微少金属類)井戸水や川の水の中には、土壌の中を潜り抜けるときに、あらゆる金属を溶かしだし、ミネラルとして、身体に有効な栄養分を含んでいるのです。
ところが、日本の水は軟水と言って、飲みやすい替わりに、強いミネラル分がないのです。外国の場合はミネラルの多い土壌が多く、硬水といって、飲めないほどの水もあります。
硬水で育った植物は、ミネラル分をたっぷり含んだ植物に育ち、その野菜で生活する外国人はミネラル分を多く取れるため、骨太で大きな身体になります。
しかし、ミネラルと言っても、100種類以上の微少金属の集まりですから、日本の水にもミネラルは入っています。
考えられることは、肩こりに関係する金属が、日本の土壌には極端に少ないと考えられます。
白米、白砂糖、白パン、など精米技術が進歩して、大切な皮の部分にあるミネラルを取り除いています。
水道水も川の中にある不純物を取り除くため、極端に精製して、純粋な水に変化させています。不純物や細菌も取り除いていますが、ミネラル分もほとんど残っていません。
日本に生活している以上は、ミネラル分を多く取り入れる工夫をしなければ、生き残れない状態になっています。
外国産の硬水と書かれたミネラルウオーター、海洋深層水、総合ミネラルサプリメント、などによってミネラル分を補給することが必要です。
しかし、肩こりとミネラルの関係は、科学的に解明したものではありません。あくまでも私の想像です。ネットで調べてみると意外にも、ミネラルと肩こりの関係を追及している記事は沢山あります。
日本人と外国人、決定的な肩こりの違いは、土地の中に含まれるミネラル分以外には考えられないのです。