臨床例詳細｜丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

胃もたれ　　香川県　高松店　丸亀店

症状　消化が不十分で、胃が重苦しく感じられる状態を胃もたれといいます。
胃もたれは低酸症によるものが多く、痩せ型の人に多くみられ、先天的な体質も影響しています。

　鍼灸治療では、胃が弱く、消化能力が不十分な人に対して、足3里という穴を使います。松尾芭蕉も旅に出るときには、足3里にお灸をすえて、体調を整え出発したと伝えられています。

　このツボは胃3里ともいわれ、胃を活発にする特効穴でもあります。胃がもたれる、食欲がない、元気がない、等の時に効果を発揮します。

　臨床例　女性　52歳　

　とても痩せていて、何かショックなことがあると、すぐに食欲がなくなり、無理に食べると、いつまでも食物が胃に留まり、胃もたれがして、消化しないので困っている。

　今回も大阪まで自動車で行き、帰ってからは疲れがひどく、食欲が全くなくなってしまった。旦那さんが心配して何でもよいから、とにかく食べなさいと言うので、パンを少しばかり食べたが、胃もたれがして、苦しくて仕方がない。

　　この患者さん、食欲がなくなると、必ず当院に駆け込んできて、治している常連さんである。足3里を中心に、腎臓、膵臓、心臓、肝臓、肺、等を元気にする特効穴を使い治療した。

　治療すると、直後に胃が動き出した感じがすると言って、顔が明るく、動作も活発になってくるから面白い。

　帰ってからうどんを1杯よく噛んで食べたが、気持ちよく食べることが出来た。なんだか動きたい気がしてきたので、犬を連れて散歩に出かけた。

　帰ってみると旦那さんが目を丸くして、お前には鍼灸が本当に良く合っているのだなあと感心していた。

<施術動画>

胃もたれの鍼灸治療

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