臨床例

内側が痛む膝関節痛 動画あり 2017.03.06

内側が痛む膝関節痛 香川県 高松店 丸亀店

 

 膝の内側が痛む膝関節症は、かなり多く見受けられます。病院では膝の内側だけを診て、内側の椎間板がすり減っているのを問題視する傾向があります。しかしなぜ、内側がすり減る状態になるのかを考えなければなりません。全身を診てどこが問題かを知る必要があります。

 

 腰椎の椎間板が硬くなり、そこから出ている神経や血管が狭められ、膝に流れている神経や血流が悪くなるのが問題です。

 

 過食や間食の多い人は、60歳代になると腰椎が硬くなります。硬い腰椎は糖尿病や血液ドロドロの元凶ともなっております。膝は神経の悪さの上にどろどろの血流が重なると、筋肉、椎間板、骨、健、など膝を形成している構造全体に悪い影響を及ぼします。

 

 膝全体の構造が弱まると、ちょっとした衝撃で変性を起こし、そこに炎症が起こり痛みとなって現れます。

 

 臨床例

 

 女性 73歳 右膝の内側が痛くて、歩くのも難儀する。その日によって悪くなる時も、まあまあ良い状態で歩けるときもあります。痛くなりだしてから、もう3年ぐらいになる。医者や接骨院で電気を当てているが、一向に良くならない。

 

 医者では、もうお年寄りだから現状維持で、これ以上悪くならないように、毎日来て電気やパルスを当て下さい。そう言われるとなんだかバカにされたようで、自分の中ではまだまだ若い積りでいるため、治らないはずはないと思う。

 

 治療 腰椎を診察してみると、2番、3番、の近辺が硬くなっていたので、そこに多層灸をした。右膝内側は肝経に実と虚の反応があった。右足拇指内側の先端に一番の実があった。そこからウエーブで左腹に飛び、左腹1-5Lに接触鍼をしてから、知熱灸をすえた。

 

 左腹1-5Lは右膝内側の痛みにとても効果があります。内側の痛みは腹から来ることが多く、外側の痛みは腰や背から来ることが多いのです。 


治療後、歩かせてみると、痛みがないと言って驚いていた。

 

<施術動画>

 

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