臨床例

肝臓から来る目の疲れ 2017.03.03

肝臓からくる目の疲れ 香川県 高松店 丸亀店
 
 目の疲れは現代の、生活環境の影響もあって、中高年になるとほとんどの人が、目の疲れを訴えます。目の疲れ、ドライアイ、目がボーとする、涙が出る、等の症状も疲れ目の治療をすると、同時に良くなってきます。

 

 肝臓系統は目と関係が深く、肝臓の過敏や、疲れは、目の症状となって現れます。その他、肝臓は目、腎臓は耳、舌は心臓、鼻は膵臓、皮膚は肺臓、と関係が深く、それぞれの部位と臓器の関係があります。

 

 肝臓の場合は食生活と、特に関係が深く、過食、間食、過労、目の酷使、等によって目に影響が出てきます。食べ物では油物に注意が必要です。油は酸化しやすく、油を使った菓子類は賞味期限内であっても、新しい物を食べてください。

 

 から揚げなど、使いまわした油を、何日も使っている場合は、油が変質している為、肝臓に負担をかける食物となっていることがあります。

 

 臨床例

 

 58歳 女性 目の疲れが酷く、パソコンを見ていると何回も休まないと我慢できない。仕事が終わると目を開けておくのも疲れてくる。昼休みには目の上に、ぬれタオルを置いて、休んでいる状態です。

 

 治療 脈診をしてみると、肝臓系統が一番虚していた。肝臓系統の治療点としては、期門穴が一番大切になります。期門穴は腹、肝臓の部位、ちょうどその真上に当たり、ここに知熱灸を据えると、肝臓の機能が活発になります。

 

 期門Lに治療点を取り、そこに知熱灸を据えた。肝機能が改善すると、目の機能も改善して、根本的に目の疲れが良くなってきます。

 

 次に頭の4-1Kにも知熱灸を据えた。ここは頭と顔面が表裏の関係になっております。目の疲れが、頭の4-1Kに知熱灸をすることにより、すっきりして良く見えるようになります。

 

 治療後、ボーっとしていた眼の症状が、霧が晴れたようにはっきりとして、明るく、活気が出てきたような感じになった。この変化にビックリしていた。

 

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