頭痛 前頭部の痛み 2017.03.18
頭痛 前頭部の痛み 高松店 丸亀店
臨床例 男性 25歳
頭痛が激しくて仕事にならない、子供のころからの頭痛で、体調の変化でいつでも激しく出てくる。緊張、風邪ひき、過労、過食、など体に負担が掛ると頭痛が出てくる。
子供のころからの頭痛なので、自分の持病だとあきらめてはいるのだが、仕事に差し障るので、何とか少しでも改善したい。
お医者さんでもらう薬では、その時は何とか収まるが根本的には治らない。いつまでも薬に頼る訳にもいかず、インターネットで調べてみると、ここの治療院が根本的に治るような治療をしている気がしたのでやってきました。
診察
前頭部のいつも痛くなると言う、部位に提鍼を当てて、反応を調べてみた。実と虚の反応が出ている。前頭部から、耳の上まで横に反応が出ている。これは経脈の反応であった。
頭と関連が深い部位は、手背、足背である。そこで手背と足背を比較脈診してみると足背の方が実となっている。足背の中で、一番実の強い指を探してみると足の拇指が一番実となっており、実と虚の反応が出ていた。
足背の拇指経脈に実と虚の反応があり、その中でも足背の親指付け根が一番反応は強かった。親指付け根というのは、足首から親指の線を指先までが経脈となります。そこを5等分して、足首よりに治療点はある訳です。
ここは足背5-1Kという番地になります。足背は頭と密接な関連がありますから、足背にある治療点の反応を取り除けば、頭の反応も無くなるのです。
まず、前頭部に虚と実の反応がある事を確かめ、足背の治療点5-1Kに接触鍼をしてから、知熱灸を据えた。これによって、足背の虚と実の反応は無くなった。
次に、提鍼を前頭部に当て反応を診ると、全く実と虚の反応は無くなっている。
どうですか頭の痛みは? 聞いてみると、今はすっきりしてまったく痛みはありません。不思議ですね、足に鍼やお灸をして頭の痛みが取れるのですか?
この治療の方が根本的に良くなるのです。子供のころからの頭痛ですから1回や2回の治療では治りませんから、何回か通ってくださいと言って治療を終了した。