臨床例

風邪は万病の元 2024.10.19

風邪は万病の元と言われています。日常的な不摂生(過労・暴飲暴食等)により免疫力が下がるとウイルスに感染しやすくなります。風邪ウイルスは、喉から気管、肺、胃腸、小腸、大腸などの粘膜にも広がり様々な症状を引き起こします。風邪の引き始めに口内炎になる人も多くいますが、1週間程度で治る口内炎は、「からだの不調のサイン」と捉えて、生活習慣を見直す機会と考えましょう。

ウイルスが鼻に入ると、鼻の奥は炎症となり、喉の場合は喉が腫れて咳と痰が頻繁に出る。肺に入った場合は肺炎となり、胃腸の場合は胃のもたれや食欲不振などがおきる。腎臓に来ると腎炎を起こすこともある。頭に来ると酷い頭痛に苦しめられる。

そのほか喘息、蓄膿症、糖尿病などの持病がある場合は、その症状が特に悪化することがある。高齢者や基礎疾患のある人たちが、インフルエンザやコロナで命を落とすのは、ウイルスが、このためである。

一旦感染すると、ウイルスは数時間のうちに百倍、千倍と増殖して全身に広がるが、この時、体の免疫機能が働いて、ウイルスを撃退する為、壮絶な攻防戦が始まる。高熱が出るのもこの戦いによるものである。ウイルスは熱に弱いため、38℃以上の熱が出ると死滅するが、解熱剤などを飲んで熱を下げてしまうと、生き延びて、症状は長引く。

風邪の治療には、素晴らしい特効穴、背1-1Kと胸1-5Lがある。背1-1Kは太椎穴に印をつけ、その11.5cm下方と、さらに11.5cm下方にも印をつけ、この3点に知熱灸を5壮ずつ据える。背1-1Kに知熱灸をすることによって気管や肺を強化する事が出来る。知熱灸の温熱作用が白血球を呼び寄せ、ウイルスが最も感染している部位のウイルスを撲滅させる。

もう1つの特効穴である胸1-5Lは、左右の鎖骨の間(天突穴の1寸下方)に印をつけます。そこから23cm両外側にも印をつけます。この3点が胸1-5Lという治療点です。知熱灸を5壮ずつ据えてください。胸1-5Lは肺の中に入ったウイルスに対して効果を発揮します。背1-1Kと胸1-5Lで、胸と背中から挟むように、喉、気管、背中、肺、胸全般のウイルスを撲滅します。

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