ウエーブの治療点 2017.04.26
ウエーブの治療点
足の甲で治療点の目安をつけます。そのやり方をここでは解説します。
足の甲と頭は密接な関連があります。疾患があると頭の中で感知します。その反応は足の甲にも現れます。
右側に疾患があるときには、右足の甲にも反応があります。両側に疾患があるときには両足甲にも反応があります。
今ある疾患が実の疾患か、虚の疾患かを患部に提鍼を当てて判定します。
実の疾患の場合は、足の甲、拇指から小指までを比較脈診します。(経脈)拇指に実の反応があるとします。
足の先端から足首までは5つに分かれています。(絡脈)そのどこに実の反応があるかを比較脈診します。
足拇指の足首よりに実の反応があるとします。
次に経脈の疾患か、絡脈の疾患かを判定します。経脈の疾患の場合は、拇指の先端から足首よりにかけて、縦に実の反応が出ています。
絡脈の場合は、足首よりを小指にかけて横に反応が出ています。経脈の疾患か、絡脈の疾患かによって、治療点は違ってきます。
さて、拇指の足首よりで経脈に実の反応があったとします。この場合5-1Kという番地の治療点になりました。
5は拇指(経脈)、1は足首より(絡脈)、Kは経脈です。
経脈・絡脈のどちらかの疾患かによって、最後の文字がKなのかLなのかと変わってきます。
この治療点を目安にウエーブで飛び、目的ブロックの5-1Kが正式の治療点となります。