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癌とその対策 2014.12.02
癌とその対策
癌はお城のような塊を作り、その中で大きくなろうとする性質がある。肉類,タバコ、過食、食品添加物の多い食品、酒、油濃い食事、などが大好物で、それらが入ってくると、癌はどんどん成長する。
かなり癌が大きくなると(ステージ4)悪疫質といって、毒物を流し、食欲不振、睡眠妨害をして、身体の抵抗力を弱らせる作用をする。
ではどのようにして、癌の大きくなるのを食い止めるか?まず癌の大嫌いな食料で、身体にとっては、とても良い食品を取るように切り替える。
それが野菜、果物、豆乳、レモン、のジュースだ。あらゆる癌を撲滅する栄養分に富み、たんぱく質もあるので、これが一番良い。抗酸化作用と言って、癌のもとになる活性酸素の酸化力を取り除く作用がある。その為、癌はこれらの食品が入ってくると、食べよう としない。
新鮮な野菜ジュースだけにある酵素、これが一番大切です。たくさんある酵素の中で、新鮮な野菜、果物、をミキサーにかけると、数時間でなくなる酵素ですから、新鮮なうちに飲んでしまわないとダメです。市販の野菜ジュースの中には全く含まれていません。
癌は食べ物がないと、動きが取れないし、少しずつ衰弱してくる。これは癌の塊を、兵糧攻めにしているのと同じ原理だ。
しかし、患者さんが、野菜ジュースは嫌いだ、肉が食べたい、酒、タバコも少しは呑みたい、などと我がままを言っていては、兵糧攻めは何の意味もなくなってしまい、癌は元気になる。
塊の中に閉じこもっている癌は簡単に、根絶やしには出来ない。兵糧攻めにしておけば、動けないし、少しではあるが衰弱してくる。
癌を根絶やしにするのではなく、癌と共に、一生涯付き合って、共に死ぬまで仲良く生活する覚悟があると、元気に一生を送れる。
抗癌剤は根底から、癌を取り除ける薬ではない。弱い枯葉剤のようなもので、葉っぱは枯らすが、茎や根までは枯らすことが出来ない。強い枯葉剤だと身体まで死んでしまうことになる。抗癌剤は完治するものではない。
抗がん剤の欠点は、骨髄、小腸、大腸を弱らせることにある。骨髄、小腸、大腸で免疫細胞が生産されているので、骨髄、小腸、大腸、が弱れば免疫細胞が生産されない。
抗がん剤で癌が縮小して、ある程度、病状が安定している患者さんが、抗癌剤治療をしていても、再発、転移癌が見つかって、困ることがある。
これは骨髄、小腸、大腸で免疫細胞が生産できなくなるため、癌の塊を取り囲んでいた兵隊がいなくなったのと同じで、癌はどこにでも自由に塊を築くことが出来る。
抗がん剤で弱った骨髄にも癌は転移する。これが一番困る。骨髄は神経の集まるところですから、痛みが激しい、その上、排尿障害や便秘、手足の痛み、痺れなどを起こすことがある。
癌となれば、びっくりして病院に駆けこみ、手術、抗がん剤治療を行う。抗癌剤は、前にも書いたように、癌を根絶やしにして完治させるものではない。
癌をある程度たたき、小さくするだけの作用だ。
普通は、抗がん剤や薬を使用しながら、ジュース作戦、サプリメント作戦、その他の作戦、をする場合が多いのだが、よっぽど、徹底的にやるしか、勝ち目は無い。
理想的には、癌が見つかったらすぐに、ジュース作戦を行い、運動、食生活、精神面、生活環境、全てにおいて切り替えることが大切だ。
癌と対決して癌を殺すのは免疫細胞ですから、抗癌剤治療や手術を散々行いますと、免疫細胞の生産拠点である、骨髄、小腸、大腸が弱り、免疫細胞の生産もあまり出来ないのです。こうなると、勝ち目はほとんど無くなります。
本人が癌について猛勉強をして、ジュース作戦も徹底的に理解して実行。癌に立ち向かう覚悟と、正確な癌の攻略法を見極めることが必要だ。
癌を甘く見てはならない。家族のものが一生懸命になってもダメなこともある。やはり本人がその気になって取り組まなくてはならない。