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風引きの対策 2008.07.23
「敵を知って、己を知れば、百戦危うからず」という諺がありますが、風邪引きに対してはまずウイルスの性質を知ることが大切です。
ウイルスの弱さを知る。
1、熱に弱い 体温が38度を超えると、ウイルスはどんどん死んでゆく。
2、湿気に弱い 湿気が多いと増殖できない。
3、熱が出て汗をかくことによってウイルスは死に汗と共に対外に排出される。
4、手洗い、うがい、で部分的にウイルスの排除ができる。
5、すっぱい梅干を食べることによって胃腸の中に入り込んだウイルスを退治できる。
ウイルスの強さを知る
1、爆発的な繁殖力がある。
2、寒さに強い
3、乾燥に強い
4、感染力が強い
体調の管理
1、食べ過ぎ、飲みすぎ、脂っこいものの取り過ぎ、夜食、過労、などによって内臓に負担をかけ過ぎると、体調が弱りウイルスの増殖がます。
2、寝冷え、クーラー、アイスクリームなど冷たいもの、薄着などによって体温が低下するとウイルスの増殖がます。
3、熱が出て苦しいときに熱さましや、座薬を入れて熱を下げると風邪は長引く。
4、熱が出たときには布団をたくさんかぶって汗を出来るだけ出して、さっと下着を替えることによって風邪引きを早く治す事が出来る。その時、頭にはぬれタオルを当てておく。昔は皆、このようにして風邪引きを治していた。
5、体力のある人はサウナ風呂に入って、汗をいっぱいかいてさっぱりすると良くなる。
6、腹具合のおかしいときは、胃腸の中にウイルスが入っているので、梅干を食べる。強い殺菌力があるし、自然食品なので心配がない。
7、毎日、乾布摩擦をして皮膚を鍛えておくと、風邪引きにかかりにくい身体になる。
8、毎日、運動をして身体を鍛えておくと、筋肉も内臓もしっかりしてくるのでウイルスを跳ね返す力が強くなる。
食生活は野菜を中心に、海草、小魚、穀物、などを調理していただく。スーパーで出来合いの物を買って食べるのはよくない。特に饅頭、ケーキ、スカック菓子、ジュース、など甘いものは、身体の中の大切なカルシウムを消費してしまうのでいけない。