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朝1杯のジュース 2014.09.18
朝1杯の野菜ジュース
飽食といわれて、うまい物を腹いっぱい食べている現代人、その多くが深刻な栄養不足に陥っていると聞いたら信じますか?
あまりにも部分食が多い食事に原因があります。白米、白砂糖、刺身、肉、小麦粉、白パン、など部分だけを取り出して食品にしています。
全体食は頭からしっぽまでの小魚、小エビ、野菜、果物、全粒粉の小麦、玄米、大豆、ワカメ、など全体を食べるものが全体食です。
人間は、頭から顔面、体幹、内臓、腰、足先まで全部含めて成り立っています。その為、必要とする栄養は全体食の中でこそ得られるのです。
野菜ジュースと全体食、どのような関係にあるのでしょうか?野菜や果物、その物が全体食ですが、それ以上に大きな秘密があるのです。
牛、ゾウ、キリン、は草や葉っぱばかり食べているのになぜあのような、でかい身体と太い骨格を持っているのでしょうか? そのなぞは、草や葉の食物繊維は大腸内に住んでいる細菌に食べられます。
大腸内に入ってきた食物繊維は腸内細菌の餌となります。それによって有益な細菌が増えます。これは細菌ですから全体食になります。
牛乳にビフィジス菌を入れ、発酵させるとヨーグルトになります。これと同じ原理で、食物繊維は腸内細菌によって、ヨーグルト状になり、全体食として完全な栄養源となるのです。
ミキサーで撹拌されたドロドロのジュースは食物繊維がたっぷり含まれています。大腸内に入った食物繊維は、多くの細菌の餌になり、この有益な細菌が象、牛、キリン、のように、人間にとっても大切な全体食となり、身体全体にいきわたるのです。
全体食とは別に、食物酵素といって、新鮮な野菜や果物から、すぐ取れた酵素が重要です。この酵素は熱に弱く、また、時間の経過と共に無くなる物です。
食物酵素はお肌すべすべ、余分な贅肉の除去、免疫力の向上、などに活躍する、最も大切な酵素です。
ミキサーで作ったら、すぐに飲むと、食物酵素は体内で活躍します。市販の野菜ジュースでは意味がありません。殺菌処理もしているし、時間の経過も半端ではありません。
バナナ、リンゴ、ニンジン、レモン、をベースに、キャベツ、ホウレンソウ,ゴーヤ、ダイコン、小松菜、などのうち1品を入れ、鍼蜜を少々たらし味付けをします。
豆乳をヒタヒタになるまで入れ、ミキサーで撹拌すると出来上がりです。ドロドロなので、スプーンで食べるとよいでしょう。
国産のレモンなら半分をしぼって入れてください。外国産の場合は消毒液が皮についていますから、外をさっと洗って、中身だけを絞って入れます。
ゴーヤ、ダイコン、レモン、などは味が心配だと思う方も多いと思いますが、蜂蜜で味を調えると、おいしいジュースが出来ます。
便秘、痩せたい人、アレルギー性皮膚炎、目の疲れ、疲れやすい人、眠りの浅い人、など多くの症状に効果を表します。
朝は野菜ジュースを多めに飲み、あとはみそ汁1杯ぐらいで朝食を終わり、昼食までは何も食べない事が理想です。
昼食と夜食は普通にとり、間食、夜食、甘い物、を辞め、食べ過ぎないように注意して下さい。
朝の野菜ジュースは、 毎日、少し多めに飲む事、3カ月から半年ぐらい続けて、振り返って考えてみると、痩せて、身体が引き締まって、動きが活発になり、お肌がすべすべになっている事に気がつくでしょう。