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お風呂 2019.01.11
お風呂
毎日、日曜日以外はお風呂に連れて行ってくれる。車で10分ぐらいのところだ。市営のお風呂で220円払って入る。小さなお風呂で10人ばかりが入ると一杯になる。
断食道場からは湯船につからないように指示が出ている。シャワーだけを浴びてくるように言われている。なぜだろう不思議に思っていた。一緒に行っている人に聞いてみると昔、断食に来ていた男性が湯船で脳貧血を起こして倒れたそうだ。
それでお風呂の経営者に多大の迷惑をかけたことがあったそうである。それから後、湯船にはつからないような決まりが出来たようだ。お風呂に行って湯船に浸からないと、入ったような気がしない。
自分は脳貧血など起こすはずがない。思い切ってざぶんと入ってきた。腹が減って、力が湧いてこないので、確かに湯船に入ると体力に負担がかかるような気がする。
断食も2日目が一番きついそうだが、確かに腹が減って力が湧いてこない。午後からも1時間散歩に出かけた。何しろ時間が余って仕方がない。腹は減っているが何でもする気力はある。
山道を1時間ばかり散歩しながら、もしここで倒れたら、誰も来てくれないだろう。鬱蒼とした山の中である、人気は全くない。自分としては倒れるような状態では全くない、元気いっぱいだ。
ただ、考えてみると自分は80歳の老人である。断食でほとんど食べていない状態で、朝と昼の散歩1時間ずつ、山道の上り下りだ。一応注意したほうが良いかもしれない。
自分の体力がどこまで続くのか、試してみるのも必要だ。80歳の老人でも人により、体力は50代の人と同じ体力を持っている人もいる。自分はそこまで若くはないが、65歳ぐらいの人の体力は持っているような気がする。
まず、お風呂の湯船に浸かって脳貧血で倒れることはないだろう!!でも、注意して湯船から上がった。確かに少しフラッとするような感覚はあった。ほんの少し一瞬、脳貧血のような状態になったのだろう。