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アレルギー性皮膚炎の話 2012.06.26

アレルギー性皮膚炎の話


 大変厄介な病気で、完治するには治療と本人の生活習慣を改善する必要がある。酷い時にはステロイド系の塗り薬では間に合わず、ステロイド系の飲み薬で対応している人が多い。

 

 鋭いかゆみと、皮膚がはれてくるほどの炎症が起きる人もいる。塗り薬は治療の効果が出るまでやむを得ないが、ステロイド系の飲み薬は飲まない方が良い。長期にわたる病状のため長期間のステロイド服用は絶対に辞めた方が良い。

 

 原因は、過食、間食、食品添加物、肉食過多、農薬、薬の副作用、ストレス、過労、睡眠不足、など多岐にわたっている。

 

 そのどれかによって、身体が限界を超えた時に経絡のバランスが崩れ、過敏反応を引き起こす。

 

 身体の中を20に区分けしている経絡というものがあって、その20ある経絡の内、どれかの経絡が過敏反応(アレルギー)を起こしている。

 

 普通は3つぐらいの経絡に過敏反応がある。その過敏反応のある経絡が、他の経絡を圧迫して、他の経絡を弱らせています。

 

 かゆみは、酷いかゆみと、我慢できる程度のかゆみと2種類ある。過敏反応のある経絡は、かゆみが鋭い。鍼灸治療のよいところは、過敏反応のある経絡に鍼をする事によって、過敏状態を軽減させられる事だ。

 

 鍼灸治療をするとステロイドを飲まずに過ごす事が出来る。また、塗り薬の効果も、上がってくるので快適に過ごす事が出来るようになる。

 
 もとは生活習慣の中から、発病したのであるから、生活習慣を変えなくてはいけない。過食、間食、酒、肉食、油もの、を特に注意する必要がある。

 

 肝臓、腎臓の解毒作用が間に合わず、便や尿で排泄されずに、皮膚表面に毒素を放出、汗と一緒に体外に排泄することになる。この時に皮膚が炎症を起こし、湿疹ができる。

 

 便秘のある人は玄米食にすると便通は良くなる。岩盤浴などで汗をかくと、1回目の岩盤浴でどろっとした汗が出る。2回目、3回目、でさらさらな汗に変わる。いくらかスッキリするからやってみると良い。

 

 食べ過ぎ、肉食過多、などを防ぐため、朝は野菜ジューズ2杯だけにすると効果が出てくる。酒は肝臓、腎臓を弱らせるため、解毒作用が弱くなり、湿疹がひどくなる。

 

 子供のアトピー性皮膚炎などは、腎臓系統の解毒作用が低下している事が良くある。大人と同じように経絡に過敏反応が出ており、その過敏反応を取り去ってやる鍼灸治療がポイントとなる。

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