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ミネラル分が不足している 2010.05.20
ミネラルが不足している
私たちが生きてゆく上で不可欠なミネラル。ミネラルというのは地中に含まれている物質で、井戸水を飲んでいた昔の人は自然にミネラルを十分に摂取できていたのです。
ところが現代では、きれいな水ということで、水道水は透過膜ですべての不純物を取り除いてしまいます。あまりにもきれいな水にこだわるため、ミネラル分まで除去してしまいます。
野菜の中にはミネラル分が多量に含まれていたのですが、化学肥料や農薬の出現で、ミネラル分が急速に失われています。
50年前の野菜と比べるとミネラル分は10分の1に激減しています。そのため現代人は知らず知らずのうちにミネラル不良になっています。
5大栄養素と言われているのは、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルです。ミネラル以外の栄養素は現代では充分すぎるほど摂取でしています。
地中の中にあるミネラルは、カルシウム、鉄、リン、マグネシユウム、カリウム、ナトリウム、シリコン、ゲルマニュウム、など多種類の微量金属のことです。
このミネラルが不足するとどうなるのでしょうか、カルシユムに関しては骨の成分になることから広く知られています。また鉄分も造血剤の機能として理解できます。
ところがその他の微量金属も身体にとって必要不可欠な要素が多分に含まれています。ミネラルが不足すると、体の機能をバランスよく調整する機能や、新陳代謝がスムーズに行われなくなり、毎日の活力ある生活に影響が出てきます。
一般的にペットボトルの飲料水は外国産のほうにミネラル分が多いということはご存知でしたか、日本の水は軟水といってミネラルがもともと少ないのです。外国産は硬水といってミネラル分が多く含まれています。
当院を訪れる患者さんの中に、旦那が大腸癌にかかったという人がいた。癌に効くサプリメントとして、岩の力というミネラル水がとても良いと聞いて飲み始めた。
2ヶ月間、岩の力を飲んだところで、旦那は不安になり医者に頼み込んで手術をしてもらった。
最初の検査では、2センチ大の癌が大腸に3個あるという診断だった。2ヶ月後に手術してがんを取り出してみると、1センチ大の梅干しのようにしぼんだ癌が3個でてきた。
こんなにしぼんだ癌は初めてだと医者も驚いたという。記念にその3個の癌を貰ってきたそうだ。
この話を聞いてからミネラル水に注目し始めた。インターネットやいろいろな資料を読んでいるうちに、現代人はミネラル不足になる要因が多分にある環境の中に住んでいることが分かった。
癌をはじめ多くの病気が年々増加している原因の一つとして、ミネラル水が大きくかかわっていると思われる。
特にうつ病の増加が気になっている。当院のような鍼灸院にも、うつ病の患者さんが藁をもつかむような気持ちで訪れる。
うつ病とミネラル分との関係についても、これからの研究課題として、取り上げてゆこうと思っている。
人に勧める前に自分も飲んでみることにした。71歳の私にはすでに癌が出来ているかもしれない。1つにはその予防の意味。次に飲んでみてどのような変化が起きるかの実験である。
2週間飲んでみて、ふと気がついたことがあった。便秘症の私が、便秘から解放されていたのである。これは思わぬ儲けものであった。
その他、体調に変化があった時にはまた報告することにする。