癌と発熱 2014.10.18
癌と発熱
癌が熱に弱いということを知っていますか? 癌は39度以上の体温になるとドンドン死滅します。実験では、癌は39度5分で死滅、正常細胞は何の損傷もなかったことが明らかになっています。
人間の身体は、癌やウイルス、細菌、に対して熱を発生させます。その熱により、相手を弱らせると共に、自分の免疫力を高め、病原菌に打ち勝つのです。
子供が風邪を引くと、39度以上の熱を出します。この熱がウイルスを弱らせると共に、免疫細胞がウイルスを死滅させます。
熱を出して汗をたっぷりかいた子供が、翌朝けろっとして、風引きが治っている事はよくあることです。
普門堂鍼灸院では、肺癌患者さんの胸に水がたまり、息が苦しい時に、玄武岩を使います。ハンバーグ大の玄武岩を57度に温め、布を巻いて温度を調節、患部に10分ほど置きます。
玄武岩は遠赤外線を発し、深部を温める効果が抜群です。これによって癌の活動は衰え、水のたまるのが急速に減ります。また息苦しさもなくなります。
癌の場合でも、熱が出ますが、元気な人でなければ熱も出せません。弱っている人の場合、熱を出す元気もないのです。
高熱を出せる癌患者さんの場合は、その熱を大切にしましょう。40度以上でも、正常細胞は傷つきません。癌だけが死んでしまうのです。
また、微熱であっても、熱が出るということは、身体が癌と戦う免疫力を高めている証拠ですから、良いことです。
微熱を治そうとして、薬に頼ったりせずに、基礎的な食生活をきちんと守り、体力をつけて、自分の身体が癌に打ち勝つように応援しましょう。
発熱というのは、人間が持つ自然治癒能力の一つです。もつと、この能力を活用して、病気を克服するように考えることが大切です。