幼児の鼻づまり 2021.11.26
臨床例 女性 8歳 幼児の鼻づまり
症状
鼻づまりが酷く、口呼吸はするし、イビキもかく、母親としては見ていられない状態が続いていた。
診察
鼻づまりだという事で、鍉鍼で鼻の何処が虚となっているかを検査してみた。4粒側の鍉鍼で鼻の上を検査すると、鼻の先端に虚の反応があった。鼻の先端は1-2Lであるから、足底1-2Lと手掌1-2Lを比較すると足底の方が虚であった。
そこで治療点は足底1-2L(足薬指ナタ)という事になった。
治療
足薬指内側端に印を付け、虚の反応であるから、知熱灸で虚の反応が無くなるまで補った。提鍼で検査しても虚の反応が無くなったので、どうですか鼻づまりは無くなりましたか? と聞いてみた。
まだ、鼻づまりがあると言う。おかしいなー! と思いながら提鍼で足薬指ナタにある虚の反応を調べてみた。何度調べても虚の反応が無い。もう一度鼻づまりは如何ですか? と聞いてみると、今は鼻づまりが無いと言う。
治療、直後ではまだ鼻づまりは有ったのだが、少し時間が経つと解消したことになる。この鼻づまりの子供は、その後2回の治療で完治している。