臨床例

不眠症 2024.10.19

頭に虚の反応があると不眠症になりやすい。ストレスや腸内環境の弱りがあると頭の弱りも起きる。腸脳相関と言って腸内環境が悪くなると、迷走神経やホルモンが脳に影響を与え、脳が弱ると不眠症になりやすくなる。脳の弱りに対して、頭4-1Kと頭1-3Lに電気温灸器でお灸をすると、頭の虚が改善されてとりあえずは不眠が解消されるが、根本的にはストレスの解消や、腸内環境を悪化させている超加工食品や甘いお菓子類を制限する必要がある。

肺経2が過敏になっている場合にも不眠症になる。 肺経2が過敏になると、頭の中で色々な考え事が次々に浮かんできて、なかなか入眠できないの。この時は肺経2の過敏状態を取り除く鍼をする。治療点は手示指内端で爪生え際内側1~2ミリの所(商陽穴)で、鍼先を斜めにして、商陽穴を2131回さすって、鍉鍼の1粒側で確認し、実の反応が消えたら終了する。鍼がなければ楊枝の先端でさすっても効果がある。軽い刺激で気を漏らしてやると良いのだ。

私は肺経2の過敏状態はミネラルやビタミンの不足が関係していると思っている。天然にがり5滴と、カシューナッツ、アーモンド、クルミを毎日3粒ずつ、食べる事によって解消すると信じている。

深夜1~3時の間に目が覚める不眠症は肝経陽の実によって起きる。太衝Lが実となっているので、太衝L(行間穴~太衝穴)に印をつけ、鍼先で21回~31回さすり、実反応をとると、夜中に目が覚めるという事は無くなる。

この太衝Lが実反応になるのは、食べ過ぎや食品添加物の多い食品を取った場合に起きやすい。食べ過ぎ等によって、肝臓が過敏になっている状態なので、食事量を腹八分目にして、加工食品や肉を控え、野菜を沢山取りよく噛むと良くなる。

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