糖尿病になりやすい食事
成人男性の20%が糖尿病になっているというデーターが発表されました。
女性も9%の人が糖尿病になっている。この糖尿病の原因は夕食が原因となっていることが多いのです。
人間は夕方になると、身体がお休みモードに切り替わります。夜寝ている時はあまりカロリーを使いません。そのカロリーを使わない夜に、脂っこい食事をビールや酒を飲みながら食べると、食欲がアルコールによって進み、知らず知らずに食べ過ぎてしまいます。
腹いっぱい食べて寝ると夜、使うカロリーを差し引いても、大半のカロリーは余ってしまいます。そのカロリーが脂肪となってお腹の周りに蓄積されます。
農業や建築現場の仕事など昼間、身体をしっかりと使う人の場合は基礎代謝が活発なのでそんなに肥る事はありません。
しかし、今は大半の人が、事務仕事や自動車での移動などで運動をする機会が少なく、冷暖房の効いた部屋で過ごすのが現状です。そのような人たちは夕食を腹7分にするか、毎日欠かさず運動をして筋肉を付けるような体にすることです。
筋肉はカロリーを発散する作用があり、体温を高めます。その為、筋肉が多くなると基礎代謝が活発となり、動かないでテレビを見ていても、夜寝ていても、カロリーを消費するようになりますので、肥りにくい身体になります。
36,5度が標準の体温ですが、肥っている人や糖尿病の人は、体温が35度台の人が多くなっています。これでは体温が低く、基礎代謝も低くなりますので、糖尿病だけでなく、癌などあらゆる病気の温床となります。
運動をするのが嫌いだからと言って、サウナやマッサージで汗をかいたり、身体をほぐしてもらっている人も居ますが、その場だけの効果であります。ビールや酒を飲みながらタバコを吸う人は最悪です。脂肪だけでなく毒素も体内に取り込みます。
ただ、50歳までは体内の酵素が活発なので、タバコの毒も中和され、ほとんど症状としては現れません。50歳を過ぎて、酵素の働きが落ちてから糖尿病も癌も症状として現れる確率が普通の人の数倍になって現れます。
元気な人の場合、夜に酒を飲みながら脂っこい食事を腹いっぱい食べ、満腹で寝る習慣の人も居ます。しかも基礎代謝が活発で体温も、36,5度以上をキープしており、メタボにはなっているが元気いっぱいです。このような人の場合、50歳を過ぎてから、脳梗塞、脳内出血、心臓病、になる確率が高くなります。
一番良いのは夕食を腹7分目にすることです。基礎代謝の少ないお休みモードの身体にとって、夕食が腹7分で入ってくると、消化がスムーズに進み、内臓も休めますから、睡眠も深くなり、朝は爽快に起きられます。
体温が35度台の人は、運動をする必要があります。毎日少しでも、運動をしてタンパク質を毎食取るようにすると、筋肉がついてきます。筋肉はエネルギーを発散しますから、基礎代謝が上がり、体温も上昇してきます。
体温が36,5度に近くなると、基礎代謝が活発になり、テレビを見ていても、夜中に寝ていても、エネルギーの発散が活発になりますから、脂肪が自然に燃やされ、身体が温かくなり、肥りにくい体質になります。
メタボにはなっているが、元気いっぱいで、基礎代謝も充分にあり、体温も36,5度以上ある人は、健康に自信を持っています。しかし、脂肪は内臓を締め付け、50歳を過ぎるころから、元気の源である、酵素の働きが弱ってきます。それと同時に血流に変化が生じ、脳血管障害、心臓障害になりやすくなります。
健康に自信がある人も同じことです。夕食は腹7分にする。毎日自分に合った運動を心がける。酒、ビールはほどほどにして、最小限をキープする。タバコは止める方向で努力する。健康に自信がある人の方がポキンと折れやすいのです。
人生の後半生を満足できる生き方をするためにも努力しましょう。
脂っこい食事は野菜類があって初めて中和されるので脂肪となって蓄積される率が少なくなります。メタボの人の野菜摂取率が低いことがデーターで表されています。
ホーレン草、小松菜、モヤシ、きのこ類、などの野菜をお浸しにして、必ず小皿に1品添える事はメタボや糖尿病の人にとって、血糖値の低下、脂肪の燃焼、便通を良くする事にも貢献してくれます。
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