水、どんな水が良いか
身体の70%は水分で成り立っています。その大切な水分も良いものを取り入れる事は、健康にとって大切になります。水分は基本的には身体のすべてにかかわってきます。その中でも体温の調整、老廃物の排出、血流を良くする、などが大きな役割です。
人間が真夏日でも平温を保っていられるのは水分のお蔭です。老廃物は便、尿、汗、呼吸、などによって排泄されます。その為には水分をきちんととる必要があります。精神的にも肉体的にも疲労を緩和してくれます。
そのように大切な水ですから、健康法として水を研究する人は多いのです。水の種類も多くなり、水道水、水素水、天然水、純水、還元水、電解水、酸素水、原水、海洋深層水、アルカリイオン水、炭酸水、等こんなに沢山の水がある。
水素水は水から水素を重点的に取り出した水です。純水というのは不純物を徹底的に取り除いた水ですから、ミネラルなどの栄養素も無くなっています。電解水、酸素水、アルカリイオン水というのは、電気分解してマイナス電極側やその周辺から生成された水です。
海洋深層水は海底200メートル以下の水で豊富なミネラル等の成分が多く含まれています。炭酸水は、外国では天然の炭酸水が出てきます。外国の水は硬水ですから飲みずらいため、炭酸を添加すると味も良くなり、飲み易くなるため外国では炭酸水が主流です。
当院では、これらの水を生体が感ずる拒否反応を利用して、良し悪しの判別をしました。ほとんどの水は優秀食品(一番上のランク)に入りましたが、フランス産、などの名水は2段階ぐらい低い位置になりました。多分、容器の成分や保存期間の長期化が原因だと思います。
水道水はカルキ(塩素)が入っている関係でかなり低い位置に入ると思いましたが案外、1段階下で頑張っていました。試しに1晩、ガラス容器に入れて、カルキを飛ばしてから判定してみると、優秀食品の仲間入りをしました。
それなら備長炭を入れて、さらに水を浄化したらどうなるか?1晩、備長炭を入れた水をコップに入れ、スーパーで売っている天然水と比較してみた。ところがどうだ、天然水よりも上にランクされた。天然水はプラスチックの容器に入り、数週間経ってから消費者の手に入る。その点、水道水はカルキが入っているとはいえ、鮮度は天然水より上だ。
その水道水から塩素を飛ばし、さらに備長炭で浄化することによって天然水よりも上位にランクされたものと思われる。ほんとかなと思い何度もテストを繰り返したが間違いない。そこで我が家では、備長炭入り水道水を1晩、置いて使用している。
備長炭は4本用意して、2日おきに1本ずつ入れ替える。あと3本の備長炭は乾かすことによって機能を取り戻すから、4本用意しておけばずーっと使える。
水道水は塩素が入っている関係で、悪者扱いされているが、塩素さえ飛ばせば、鮮度は抜群である。水道局もそんなに悪い物を市民に配布はしていない。
一番、最上位にランクされるのは海洋深層水であった。この海水は塩分を取り除けば、かなり栄養も豊富で理想的な水だと思われる。ただ、この水は値段も高いし家庭でじゃぶじゃぶ使うには困難である。
ちなみにすべての水を順番に評価すると、次のような順番になった。
優秀食品に入るのは次の6品目、上から順番に並べてみる。
① 海洋深層水 ②日田天領水 ③備長炭入り水道水 ④アルカリイオン水
⑤純粋(反透過膜) ⑥天然水 あずみ野の水
2ランク下の良い食品に入るのは次の4品目
⑦炭酸水 ⑧水素水 ⑨フランス産ボルヴイグ水 ⑩フランス産エビアン水
この結果を見ると順番はどうあれ、優秀食品の中に入る水はまず安心して飲める水と言える。意外なのは外国産の水と、炭酸水、水素水など特殊な水については身体が何らかの拒否反応を示している。
何故、特殊な水が2ランク下に表示されるのか、よく分からないが成分が偏るという事は、身体がそれを欲しがらないという事だと思う。又、外国の水に関してはポリ容器と長期間の保存により、水も少しは劣化するものと思われる。
水を買い求める場合、上記の結果を参考にして頂けばよいかと思います。
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