神社
5日目の朝、1時間の散歩に出かけた。前日の雪で滑りやすかったが、天気が良く、空気が清浄なためか景色が鮮明にみえる。歩いていると右手に神社があった。古くても、堂々とした本殿があり、鳥居や社務所らしき建物もある。
その鳥居の両側にびっくりするほどの、杉の巨木が2本立っている。おそらく何百年もの年月を生きてきた杉だろう。幹の太さは2メートル近くあるように思われる。
背も高く、枝葉も堂々として、緑で少し茶褐色が混じっている。周りの山林には杉がたくさん植えられているが、神社のスギと比べるとまるで相撲取りと小学生ぐらいの違いがある。
昔はおそらく、山全体がこんな巨木に覆われていたのではなかろうか。神社という崇拝する社殿であるため、杉の巨木2本はかろうじて何百年もの年月を生き抜いて来られたと思われる。
私が感動したのは、杉巨木の堂々とした姿を見た時だ。何か古い昔の面影を見る雰囲気を感じた。杉の巨木を通して昔の山林を想像するとき、山全体が堂々として大きく感じられたことだろう。
古くてもこの神社と2本の杉巨木は永遠に残こして欲しいものだ。日本人の神仏を敬う心が永遠に続くように願っている。昔から大切にしている村の神仏に対する心、を見せてもらったような気がした!!
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