5日目も便秘
断食に入ってからずーっと便秘している。体内に食物が入らないため、腸が過敏になって少しでも栄養素となるものがあると、貪欲に吸収してしまい、便もおそらく徹底的に小さくなっているものと思われる。
断食すると多くの人が便秘をするというメカニズムはこのような作用によるのもだと推理した。ただ、復食した時に便が固くなりだすのに苦労すると言われており、それも困る。
鍼灸術で何処がどの様になっているか調べてみた。案の定、大腸経という大腸に関係しているところが過敏になっていた。昨日、便が出ないのでスイマグという便秘薬を貰って飲んだ。
それで、今日は出るだろうと思っていたのだが、まるっきり出てこない。自分の場合、大腸の過敏性がとても強く、スイマグの栄養素も吸収してしまい、薬効としての機能が、朝には無くなっていたものと思われる。
そこで今日は、大腸の過敏状態を取り除くために接触鍼をした。この状態で今日もスイマグを飲むと明日は必ず便が出てくれるだろう。
断食という体に衝撃を与える行為は、良いことばかりではない。時にはその反動で、体の一部が異常過敏になることもあることが分かった。ただ、その事は内臓全般にわたって修理、再生、修復、されている証拠でもあると言える。
多くの断食道場で、断食の最初からスイマグを与えて便通をよくしていると聞いていた。しかし、その意味がよく分からなかった。今回自分で体験してみてなるほど、そういうことかと理解が出来た。
断食の良さというものを本当に理解するには、自分で何回も体験してみる必要がある。1回だけの断食では、マダマダ小学校1年生の段階であろう!!
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