ミネラルと健康
ミネラル、良く聞く言葉で健康に良さそうなものだが、はっきりと分からない人が多いのではないでしょうか?
5大栄養素といって、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、この5つが重要な栄養素です。
ミネラルは、カルシウム、ヨウ素、鉄、モリブデン、銅、マンガン、
ナトリウム、リン、マグネシウム、塩素、フッ素、亜鉛、
カリウム、セレン、硫黄、クロム、などがある。
ミネラルは無機質といって、土の中に含まれている金属類で、地下水が土の中を通ってくる時に、微量の金属類が溶け出して、地下水に含まれているのです。
日本の水は軟水といってもともと、ミネラル分の少ない水なのです。外国へ行くと硬水といってミネラル分が余りにも多すぎて、地下水が飲めないところがあります。
その為、外国人は骨太で体格も良く、がっちりしています。それに比較して日本人は小さくて、外国人と比べると細い人が多くいます。
日本の水が農薬などで汚染されている為、水道水として使う時には何回も浄化して不純物を取り除きます。
この時に、ただでさえ少ないミネラル分がほとんど除去されるのです。その上、家庭でも塩素を除去するため、浄化装置を取り付けてある家庭があります。
日本では水道水からミネラルを摂取することは不可能に近いのです。野菜の中にミネラルが含まれていますが、農薬を使う関係でミネラル分が、昔の3分の1になっています。
現代の日本人はミネラル不足になっています。骨粗鬆症、いらいら、貧血、不安感、コラーゲンの減少、精神の不安定、歯が弱くなる、ストレスに弱い、癌に掛かりやすい、皮膚病が多い、などの症状はミネラル不足が関係しています。
5大栄養素の1つでありながら、ほとんどその正体が国民に知られていません。
無機質という鉄、銅、マンガン、亜鉛、などが栄養素として本当に機能しているのだろうか? 理解出来ないのも無理はありません。
しかし、鉄が不足すると貧血になったり、カルシウムが不足すると骨が弱くなったり、塩が不足すると生きて行けない、事などを考えるとミネラル分は人間の生存に大きな貢献をしている事が分かります。
特に年々増加している、うつ病はミネラル不足が原因である可能性が大きいのです。
うつ病というのはストレスに弱いという特徴があります。仕事のストレス、精神的なストレス、過食、飽食、酒、たばこ、などによるストレス、不眠によるストレス、これらのストレスは限界を超えるとうつ病になります。
ミネラルの作用はこのストレスを防御する確率が高いのです。精神を安定させ、イライラの解消、神経過敏を押さえる、心臓機能を安定させる、不眠の解消、などの効果があります。
山の水、川の水、井戸の水、から取っていたミネラル。今は水道水に変わりました。その、水道水は浄化し過ぎて、ミネラルの入ってない、ただの水になっています。
うつ病の増加は、ミネラル不足と無縁ではありません。今一度、ミネラルという栄養素に注目して、健康な人生を送ってください。
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