中村勘三郎の死を解説
57歳での死、生命力は人一倍ある人が、なぜ死の転機をとるのか?ガンでの闘病生活でやむを得ないと、一般的には考えられている。
ガンを手術したとはいえ、57歳での死亡、ましてやガンが死亡原因ではない。これはあまりにも薬を多用したことが原因で、マイナスの積み重ねが、頑健なカラダを押しつぶしたと思われる。
突発性難聴、これは腎臓の異変が内在しているのです。酒、ビールの飲みすぎがある人、冷房が好きで夏場に冷えが入り込んだ人、過労が日常的にある人、セックス過剰の人。このような人は腎臓に負担がかかり、突発性難聴にかかりやすいのです。
この腎臓の弱りが内在していることが、後で関係してきます。
食道がんの手術、ガンがある場合、これは仕方がないと思われる。しかしその後、抗がん剤をしばらく投与します。12時間に及ぶがんの手術、そのためかなりの体力が奪われている。
その手術後の体に、抗がん剤の投与は腎臓に致命的なダメージを与える。それによって風邪の菌も入りやすくなります。
東洋医学では腎臓の母親は肺なのです。腎臓がダメージを受け、弱ってくると、自分の命を投げ打ってでも、助けるのが母親です。肺は腎臓を助けるため自分の身を犠牲にします。
抗がん剤、抗生物質、ステロイド、その他の薬による。懸命な治療が行われたものと思われる。その毒素を排泄する為、腎臓は瀕死の活躍をしなければなりません。
そのため腎臓より先に、肺の機能は麻痺してしまい、突発性呼吸器不全症になったものと思われます。
西洋医学はガンや細菌に対して攻撃的な薬があまりにも多い。これが手術後の体力が落ちている勘三郎さんにとって、マイナスの積み重ねが重くのしかかったと思われる。
手術をしたのだから、抗がん剤の投与は必要なかったのではないだろうか。手術後の攻撃的な薬の投与がなかったならば、今でも元気で活躍しているものと思われる。
ガンや細菌ばかりに目を向けて、人間の生命力をしっかり見つめていなかった為、57歳で体力抜群の勘三郎さんをも押しつぶしてしまった。
薬で、完璧を期すための行き過ぎた治療がアダとなった典型的な事例だ。
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