食生活は健康の基本
健康、かなりの部分を占める食生活、若い時には体力に物をいわせて、自由に飲み食いしていますが、やがて体のどこかに病気が出て来ます。
35歳になる健康そうな若者が来院した。肝臓が悪くて入退院を繰り返しているという。自分はどうしてこんな不健康な身体に生まれてきたのだろう。両親を恨みたくなる、と言う。
食生活を聞いてみると、酒が大好きで、1日にビールの缶、15本は毎日飲んでいたという。飲み会なんかあると、どのくらい飲んだか分からない。
そんなに飲んでいたら肝臓だって悲鳴をあげて悪くなってしまいますよ。自分の食生活の誤りを棚に上げて、両親を恨むなんてとんでもない話です。骨格、体格、脈状、から診てとても健康な身体に生まれています。
このように食生活が乱れているため、自分で招いた肝臓病等は良くある例です。酒だけではありません、過食、間食、夜食、タバコなどによって健康は大きく左右されます。
基本的な食生活はどのようなものが良いか? 次に記す、食事内容は当院で患者さんに指導している方法です。
朝、ジュース1杯と具沢山のお汁だけ。「お汁は具が山盛りになる」
ジュースはリンゴ、バナナ、ニンジン、に豆乳をひたひたまで入れミキサー
にかけます。
お汁はカボチャ、ニンジン、サツマイモ、ジャガイモ、モヤシ、ニラ、豆腐、
あげ、キャベツなどを入れ
煮込んでから味噌で味をつけます。
*昼食までにとてもお腹がすきます。間食は絶対にしないでください。
お腹がすいたな―という感覚の時が一番内臓が修復されている時ですから、ここでは食べない事です。
昼、玄米1椀、 後はお惣菜など普通の食事をとります。お菓子、甘い物、好きなもの、は昼食を少なめにして食事の後で、昼食の1部として取ってください。
* 昼食から夕食までの間は、間食は絶対しないでください。水、お茶、コーヒー「ブラックのみ」は良い。
夕食、玄米1椀、後はいつもの食事をとります。玄米は便通を良くする効果と栄養抜群です。
* 夜食は絶対に辞めてください。好きな食べ物は食後に、食事の1部として取り入れてください。過食はダメですから注意してください。
* 酒はほんの少し、たばこは辞めた方が良い。
* 女性で病気がちの人は、間食や食べ過ぎが圧倒的に多い傾向があります。
以上が当院の食事指導です。参考になればぜひ実行してください。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
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高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00