過食が止められない
食べ過ぎが止められなくて困っている人が沢山います。腹いっぱい食べて、それからダラダラと食べだす人の事です。自分ではこれは良くないと思いながらも、止められません。
食後にまた食べだす人は、腹いっぱいになってもまだ止められないのです。気持ち悪くなるまで食べてやっと終わりにします。
これだけ食べてさらに、間食をする人もいます。酷くなると夜食を必ず食べないと寝られないと言って夜食も食べます。
こうなると、どうしても肥満する人が多くなります。またこの生活が続くと糖尿病、など多くの病気に関係してきます。
過食が悪いと自分でも承知していて、なんとか我慢するのですが、我慢するとその反動がきつく、よけい過食が進む人もいます。
食欲というのは人間の本能から出ているものですから、そう簡単に押さえられないところが厄介です。
この過食は、胃経という胃に関係した、身体の中にある道筋が異常興奮している状態です。鍼灸治療では胃経の中にある、足の三里穴とか、厲兌穴に鍼をして興奮を沈めてやります。
この鍼をすると、食欲が抑えられます。しかし、食欲は人間の本能ですからそう簡単には押さえられません。週2回の治療で20回くらいやって、やっと食欲が抑えられます。
それも食欲がなくなるわけではありません。過食や間食をしなくなるだけです。それでも体重は少しづつさがってきます。
過食、間食、夜食が辞められるということは、健康にとって、基本的なことです。無理なダイエットよりは、はるかに合理的で確実な治療法だと思います。
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