リズムで動く副交感神経
昼間活動する交感神経は、思いついたまま、能動的に動きます。それに対して副交感神経は受動的な動きをします。
何を基準に受動的な動きになるのか? それは前日の行動を記憶して、其れにもとずいて、今日もそのようになるだろうと想定して行動を起こします。
睡眠を例にとると、23時に寝て、6時に起きるとします。この行動は身体のリズムとして記憶の中に定着します。
次の日、同じような時間帯に睡眠を取ると、リズムの波長が合って、その日は快適な体調で過ごす事が出来ます。
ところが何かの用事があって、20時に寝て3時に起きたとします。睡眠時間は同じ7時間ですが、時間帯のリズムが違っています。
こうなると副交感神経は想定外のリズムに戸惑ってしまい十分な体調に仕上げることができません。
その日は朝からボーっとしたり、日中もいつものような行動力が出てこない状態になります。
しかし、この20時から3時に起きる睡眠も毎日続けるとやがて副交感神経がそのリズムを学習して、その時間帯で最高の体調に仕上げるようになります。
副交感神経は受動的な動きをするため、今までの学習で得たリズムで行動する。その為、睡眠がバラバラだと本来の能力が発揮できなくなり体調が崩れてしまいます。
1日に7時間の睡眠を取るのならどの時間帯にとっても良いわけではない。寝る時間、起きる時間を決めてリズムを作ってやることが大切です。
リズムにあった生活をすると、副交感神経は100%の能力を発揮して体調を万全なものに導いてくれます。
目がすっきりしてよく見える、便通がいつもよりスムーズになる、身体の動きが良くなる、活力が出る、など日常の活動になってその成果が表れます。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00