足の冷えと呼吸法
冬は足の冷えで眠れないことがよくあります。こんな時、布団の中で足を暖める呼吸法があります。
血液の中に酸素がたくさん含まれていると、身体が温かくなります。普通の呼吸では、血液に含まれる酸素が少ないため、身体が温まりません。
そこで血液の中に酸素がたくさん入り込む呼吸法を行うと、体中が温かくなり、足も温かくなります。
まず、布団の中で、上向きに寝て、胸いっぱいに、出来るだけ多く、息を吸い込みます。次に、出来るだけ多く、息を吐き出します。もうこれ以上吐き出せないと思うくらい、息を吐き出します。
そこでいったん息を止めます。そして膝を上下に、パタパタと軽く動かします。
動かす、数を数えてください。慣れないうちは苦しくて、すぐ息を吸いますが、それでもかまいません。慣れてくると50ぐらい、数を数えられます。
苦しいですから、深い息を10回してください。それからまた、上記と同じような呼吸法を行います。これを1サイクルとして、5サイクルばかり繰り返します。
この呼吸法をすると手足が、ホカホカと温かくなり、寝つきもよくなります。
足が冷えて眠れない人はぜひ試してみてください。
この呼吸法のポイントは、息を吐き切ってから、息を止め、数回、膝をパタパタと動かすことによって、苦しくなり、酸素をたくさん取り込みたいという、本能が働きます。
そこで深い呼吸を10回行うと、新鮮な酸素が血液の中に沢山入り込みます。その血液が体中を巡ることによって、身体が温かくなるのです。
この呼吸法を、5サイクル行うと、手足はぽかぽかになり、眠くなって、自然の眠りの中に吸い込まれます。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
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