突然起きるぎっくり腰は1度なると、再びぎっくり腰になりやすい体質になると思っている人が案外多くいます。
そこで今回は、ぎっくり腰の原因と、1度なると癖になって、たびたび起き易くなるのか、そのあたりについて検証したいと思います。
ぎっくり腰になった人に、どんな時になったか聞いて見ると、ほとんどの人がなんでもない事で、急にキクッとなってそれから痛くなった、と言うことをよく聞きます。
例えば、朝起きようとした時、歯を磨いていた時、チヨット振り向いた時、立ち上がろうとした時、軽い荷物をひょいと持ち上げたとき、などに起きるのです。
ちょっと不思議に思いませんか、重い荷物を体力以上に出して腰を痛めたというのなら、話はわかりますが、ほんのちょっとした動作で痛くなっている人がほとんどなのです。
これはぎっくり腰になるときには、なるような条件が整っているのです。ですから少しでも動くと、キクッと腰砕けのようになって動けなくなります。
原因はその人の生活の中にあります。肉食、脂っこい食べ物、過食、過労、睡眠不足、間食などが原因です。
毎日ご馳走をたらふく食べて11時ごろ寝るとその食物を消化するのに内臓は5~6時間の残業を強いられます。朝の5時ごろまで残業してやっと寝られるのです。
疲れ果てた内臓は弱っています。その疲れは神経を介して、背中や腰のコリとなって堆積してきます。毎日の食生活で、背中や腰のコリはだんだん多くなるのです。
そんなときに風邪のウイルスが入ってくると、風邪のウイルスというのは、身体の弱いところに取り付いて繁殖します。背中や腰の病的なコリは、ウイルスにとって、とても繁殖しやすい場所となっているのです。
病的な筋肉のコリが、ウイルスの攻撃にあってボロボロとなります。こんな時、ぎっくり腰になる条件が充分整った環境にあります。
もうどんな動作をしても、腰はキクッと砕けるように、ぎっくり腰になってしまいます。
癖になるかどうかは、その人の生活習慣が深く関係してきます。今までどおりの食生活をしていれば、当然、癖になる道を歩むことになります。
自分では普通の食生活をしているつもりでも、身体にとっては酷い負担になっている事がよくあります。自分が寝るときには内臓もぐっすり眠れるように、腹の減った状態で寝るように心掛けてください。ぎっくり腰が癖にならない秘訣はそこにあります。
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