不妊で訪れる若い女性が多くなっている。そのほとんどの女性に旦那さんの精子を検査したことがありますかと聞いた。
その結果を聞くとほとんどの旦那さんは、精子数がかなり減っている状態であった。またその精子も元気が無く、活動が極めて弱くなっていると言われたそうだ。
不妊治療をしている女性は日本全体で50人に1人の割合で行われているという。しかも年々その数は増えている傾向にあると言われている。
不妊は女性の側にも原因があるが、男性の側にも原因がある。いずれにしても精子や卵子に何らかの影響を与える要素が現代の社会環境の中にあるのではないかと思われる。
田園を流れる川や溝に生物の姿が、最近はめっきり減ってきたように見受けられる。水はきれいになってきたが、フナやメダカ、ドジョウなどの生物はほとんど見当たらない。
そこで農薬についてインターネットで検索してみた。情報はありとあらゆるものが有り過ぎてまとめられないが、下記のごとくおおまかに分類される。
1、 神経系に作用して成長を妨げるケース。
2、 呼吸器系に作用して死滅させるケース。
3、 卵から脱皮や変態するとき、昆虫ホルモンの働きを乱し、成長させないようにするタイプ。
昔は毒性の強い農薬で死滅させるものが多かったが、社会問題になり、今では農薬も、毒性を最小限に抑え、しかも効果が最高に上がる種類と変化しているようである。
毒性が問題になっている農薬は毒性を低くしなくてはならない、最低の毒性で、最高の効果をあげる為には、卵に狙いを定めて、早期に駆除する方法が最も望ましい。
いろいろな農薬があるが、卵に狙いをつけてそのホルモンをかく乱する農薬は、何らかの経路を経て我々の体内に取り込まれている可能性が無いともいえない。現に水生昆虫や水生動物の減少、海でも稚魚の減少が問題になっている。
水道水はろ過されて、きれいな水になっているが、すべてが除去できているとは限らないのである。
精子や卵子の減少で悩まれている若い人は、水に問題があることも考えておくほうが良いと思う。少なくとも、飲料水と煮炊きする水は、高い山から採取された名水を飲まれるほうが良いと思われます。
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