前かがみで痛いぎっくり腰 香川県 高松店 丸亀店
おじぎをしたり、前かがみで掃除をすることが出来ない。兎に角、うつむいた姿勢がきつい。このタイプのぎっくり腰は一番多くて、50㌫くらいはあると思う。激痛を伴うことも多く、動くのに一苦労する人が多い。
前曲げで痛いタイプのぎっくり腰は、肝実といって、肝臓系統の過敏症状として現れる。胸椎の8番、9番、の辺りで、筋肉が硬くなり、神経に傷がついて激痛を発している。
腰の中心部が痛い人は、8番、9番、の正中線上を治療点とする。右腰が痛い人は8番、9番、のラインで、左側に治療点を取ります。
右腰痛でも、腰の右端の方が痛い人の場合、治療点は8番、9番のラインで左端を取穴する。痛むラインに応じて、治療点も変化する。痛む腰の反対側を治療点とすることが大切です。
養生法としては過食、美食、間食、をなくして、肝臓系統に負担をかけない生活をすることが大切です。ぎっくり腰になってしまった人は、神経の傷がありますから、無理に動かさないで安静にしてください。
安静にしていると10日~20日ぐらいで自然に治ります。この時期、無理な動き方をしていると、慢性腰痛に移行することがあります。
臨床例
男性、52歳、 昨日の朝、布団を上げるとき、右腰にキクっと痛みが走り、それから動けなくなった。じっと寝ていると何ともないのだが、少しでも動くとギクッと腰に痛みが走る。
左背5-3K(8番、9番、の横のラインで脇と正中線の中間)に過敏反応があった。左腰では3-2Lに過敏反応があり、この2つを治療点とした。
治療後、痛みを確認してもらうと、だいぶ良くなったが、まだ右腰に痛みが残っているという。左の太衝穴に実の反応があったので、太衝穴に接触鍼をした。
この治療によって腰の痛みはすっかり無くなった。痛みは無くなっても、3日間は無理な動き方は控えて、普通の動作だけにするように注意した。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00