拘縮の起きた50肩 香川県 高松店 丸亀店
50肩も痛みが酷くて、なるべく動かさないでいると、肩関節に拘縮が起きて肩が固まり、前にも後ろにも動かなくなってきます。こうなってくると肩がうずいたり、夜間痛も出てきます。50肩でも多少は動かして、肩の血流を良くしてやることが大切になります。
拘縮が起きてしまった50肩も、当院ではドンドン治療しています。拘縮の度合いによって治療回数は多少多くなりますが、ほとんどの人が回復しています。
拘縮の起きやすい人は、身体が固く、足の指で、グー、チョキ、パー、が出来ないほど関節が固くなっています。糖尿病にもなりやすく、基本的な食生活の改善も必要です。
治療は50肩の治療だけでなく、全身の関節を柔らかくする治療も併用して、全身の関節がスムーズに動くようになることを目指して、治療することが大切になります。
臨床例
59歳 男性 右50肩になってから、腕を動かすと鍼で突き刺すようなひどい痛みが走り、怖くてあまり腕を動かしていない。そのうちダンダン腕が動かなくなって、今ではこのくらいしか動かないのです。
そういって動かした右腕は前方にほんの少し〈10度〉持ち上げただけであった。ほとんど硬直している状態である。自発痛も出ていて、右肩がじっとしていてもうずくし,重だるい感じで気持ちが悪い。
治療 右肩の50肩であるから、治療点は左肩に取る。左上腕陽5-5K、左上腕陽5-1L、左上腕陰3-1K、左上腕L1-2L,に治療点を取り接触鍼と知熱灸をした。
この人は糖尿病もあり、全身の関節も固くて、足の指などはくっ付いて、自力ではほとんど動かない。そこで全身を柔らかくする治療も加える。腰の3-1K,背の3-1K, 本治法、期門L, 下腿陰5-2L、なども治療した。
週に2回で、7回ぐらい治療した時点で、前方挙上が45度くらいになり、腕の回転も少し出来るようになった。今までくっ付いていた足の指も少し広げられるようになってきた。
それから、週1回の治療にして3か月後、ほぼ正常な腕の可動範囲で動かすことが出来るようになった。日常生活に支障がないことを確認して治療終了とした。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00