臨床例一覧|丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

丸亀本院 ご予約・お問い合わせ TEL: 0877-25-1491
高松院
埼玉院
▲ タップすると電話がかけられます

臨床例

 

喉のイガイガ   丸亀店  高松店

 

臨床例 喉のイガイガ  女性 35歳

 

 3日前から喉が痛くて、イガイガする感じもあり、喋ったり、食事をするときにも、いちいち痛みを感じるので困ってしまいます。何とかしてくださいと言ってやって来た。

 

 診察

 

 喉の前面を、鎖骨の上から、顎までの間を5等分します。顎の下を1として、次を2、喉仏の部分を3、その下を4、鎖骨の上でペコンと凹んでいる部分を5とします。その高さで横に線を引きます。それが喉の経脈の線です。

 

 喉が痛いという場合、どの経脈に炎症が起きているのか? またその炎症が実なのか、虚なのかを知る必要があります。提鍼の1粒側の銅で、実の反応が分かります。提鍼の4粒、亜鉛の側では虚の反応が分かります。

 

 痛いという炎症ですから、実の反応ではないかと推定して、1粒の銅を皮膚に当て横に滑らせて、片方の手では脈を診て、沈脈が強く打ってくる反応を診ます。上から順番に1粒側の提鍼を当て、脈を診ていくと、4の経脈の部分で実の反応をキャッチしました。

 

 これで痛いという炎症は、実の反応であって、4の高さで、喉の中央部分にあるという事が分かります。痛いという信号は脳で感じますので、手足の指に反応が出ています。喉は陰経ですから、手掌で実の反応を探すと、示指の付け根【4-1K】に実の反応が出ていました。

 

 そこからウエーブで前腕陰に飛び、治療点は前腕陰4-1Kが治療点となります。

 

治療

 

 実の反応ですから、接触鍼をします。鍼の竜頭を持ち、斜めに構えて30回ほどさするのです。決して刺入はしません。1寸1番の鍼ですから鍼は柔らかです、感触としては風が通り過ぎるような感覚です。それでもしっかりと効果はあります。

 

 痛い鍼を深く差さないと利かないと思うのは間違いで、鍼はどんなに浅くても回数を多くすればよく効きます。しかし、実の反応が無くなればストップします。

 

 治療点の実の反応が無くなったのを確認して、喉に1粒の提鍼を当て、実の反応を診るともうすっかり無くなっていました。これでもう喉の痛みは無くなっているはずです。

 

 患者さんに喉の痛みはどうですか? と聞いたところ、しばらく喉をさすったり、つばを飲み込んだりしていたが、やがて喉の痛みはすっかり無くなっていますねと言った。実の反応を目安としてこれを取り除けば痛みは無くなるのです。

 

ご予約・お問い合わせ ・・・ 辛い痛みでお悩みの方、ご相談ください・・・ TEL: 0877-25-1491 高松院 ▲ タップすると電話がかけられます

休診日アイコン

※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00

痛くしない鍼 がまんしない灸 長年の経験から得た臨床例 「あ!そうなんだ!」がいっぱい見つかる 症例別の原因や治療法が早わかり 当院の鍼灸治療動画 普門堂鍼灸院公式Facebook

会社案内

普門堂鍼灸院(丸亀本院)

〒763-0082 香川県丸亀市土器町東1-383
TEL/FAX 0877(25)1491

普門堂鍼灸院(高松院)

〒761-0101 香川県高松市春日町1593-1
TEL 087-899-6861
FAX 087-899-6862

埼玉普門堂鍼灸院

〒350-1137 埼玉県川越市砂新田1丁目11-36
TEL/FAX 049-257-5985