首が痛く横に向けない 丸亀店 高松店
臨床例 女性 35歳 首が痛く横に向けない
2日前から突然、首が動かなくなり、左横に向けなくなった。少しでも左を向くと引きつるような痛みがある。自動車の運転でも後ろを見ることが出来ず、左のバックミラーを見るにも目だけ動かす状態になった。
診察
診察してみると風邪ひきの反応が出ていた。風邪のウイルスは、とても性質が悪く人間の弱い所ならどこにでも入り込んで、そこで繁殖します。この患者さんの場合も、横を向けない筋肉にウイルスが侵入したものと思われる。
ウイルスの入り込まれた筋肉は、そこに過敏反応【アレルギー】を構築します。過敏になることによって気、血の流れを良くし、再びウイルスに侵入されないような砦を作るのです。
筋肉が過敏反応を構築すると、しばらくは痛くて、その筋肉を動かすことが出来なくなります。原因は風邪ひきによって、ウイルスが筋肉に入り込み、その筋肉が過敏状態になっている事によるものと思われる。
治療
左を向くと痛むのは、左を向くと右肩峰端が引っ張られて、右の肩峰端にある過敏な筋肉が激痛を発するからです。治療は左の首の痛みに対して、右の肩峰端にある背5-1Lという所に治療します。
提鍼で反応を診ると実と虚の反応が同時に出ていました。そこでまず背の5-1Lに印をつけ、そこに接触鍼で30回ほどさすり、実の反応が無くなったのを確認してから、残っている虚の反応に対して知熱灸をした。
虚の反応が完全に無くなるまで知熱灸を据えてから、患者さんに首を左に動かせてもらった。恐る恐る左に顔を向けたが痛く無い。最初の治療で7割ぐらいの痛みが無くなったといって喜んだ。この患者さん2回の治療で完治している。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00