左腕の痺れと痛み 丸亀店 高松店
臨床例 男性 56歳 左腕の痺れと痛み
もう3年も前から左腕が痛くなり、痺れも伴う。何とか治らないものかと、あらゆる所に治療に出かけたが、あまり芳しい所がなかった。インターネットで調べてみると、同じような悩みで治った臨床例に出会った。
自分の腕の痛みとは多少違う場所であったが、何とか治してもらえるような予感がしてやって来た。
診察
左腕のどのあたりが痛むのか聞いてみると、肘関節の外側で、肘横紋から少し、手首寄りの所であった。提鍼を当て、虚、実、の反応を診ると、どちらの反応も出ていた。
場所から考えると、手背の示指、又は足背の示指が当てはまる経絡になる。両方を調べてみると左足背示指4-1Lに虚、実、の反応がはっきりと出ていた。
治療
左足背示指4-1Lからウエーブで右の後頸部に飛び、治療点は右後頸部4-1Kとなった。実と虚の反応であるから、接触鍼をして実の反応を取り除いてから、残っている虚の反応に対して知熱灸を据えた。
治療後、起き上がってもらい、腕の痛みと痺れはどうですか? と聞いてみると、今はまったく痛みが無くなっているという。
考察
右後頚部の疾患が、神経系統に作用して、左前腕、肘関節外側の痛みとなって現れたものと思われる。右後頸部と左前腕は密接な関係にあり、このような取穴で治療することはよくある。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00