臨床例一覧｜丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

顔面の肌荒れ

　治療点　背部4-1k　胃経に実の反応があるから、接触鍼をする。

　　　　　中封　　　肝実があるので、中封に接触鍼をする。

臨床例　女性、23歳、顔面の肌荒れ、吹き出物に悩まされている。

若い人に多い。男性でも女性でも、若い時は食欲旺盛で、どうしても過食、間食が多くなる。

　顔面には胃経という経絡が通っていて、食べ過ぎや間食が過ぎると、胃経が過敏になり肌荒れ、吹き出物、ニキビ、がでやすくなる。

　図1は背中の4-1ｋで胃経の実を接触鍼で取り除く穴です。図２は顔面を通る胃経の通路です。

　また、肝経も過敏になり、顔面でも額に吹き出物やニキビがでやすくなる。中封穴に接触鍼をして、肝実を押さえてやるとよい。

　図3は肝実に対して、接触鍼で肝実を取り除く、中封穴です。図4は顔面の肝経が支配する領域です。

　根本的には脂っこいものや、過食、間食を少なくする事が肝心だが、若いうちは食欲を押さえられないのが実態だ。

　5回ほどの治療で顔面の肌荒れ、吹き出物はすっきりとなくなった。しかし、こればかりは根本に食生活が関係しているので又、出てくる可能性はある。

<施術動画>

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