ブロックの区分と番地
全身マップ図が出来上がった時点で、手に陰陽で6ブロック。足に陰陽で6ブロック。体幹は陰陽で10ブロックに分かれている事が分かりました。このブロックに分かれている事によってウエーブで飛ぶ事が可能になりました。
手は手首間接から先の手掌、手背。手首から肘関節までの前腕陽、前腕陰。
肘関節から肩関節までの上腕陰、上腕陽の6ブロックに別れます。
足は足首間接から先の足背、足底。足首間接から膝関節までの下腿陰、下腿陽。
膝関節から股関節までの大腿陰、大腿陽の6ブロックに別れます。
体幹は陰部が顔面部、喉部、胸部、腹部、陰部、の5ブロックに分かれています。腰部は頭部、後頸部、背部、腰部、臀部、の5ブロックに分かれています。
手足は6ブロックずつに別れているのに、体幹だけ5ブロックになっているのか?不思議に思いました。顔面や頭は冬でも夏でも嵐の日でも、服で覆っていると危ないのです。
大昔から顔面は出しておかないと情報が入ってきません。その為、顔面と頭は2重支配になっており、寒さにもどんな気象条件の時でも耐えられるような造りになったものと思われます。
手足が全部で12ブロックであるのに対して、体幹は全部で10ブロックなのは、顔面と頭が2重支配になっている事が関係しているものと思います。このことに関しては「手足と体幹の関連」で再度、詳しく解説します。
首や喉に比べて胸や腰は範囲が広いのですが、それなりに広い範囲の番地が与えられています。そのブロックの広さによって番地の範囲も大小に別れます。
ブロックの重要性は、ウエーブで飛ぶ為には、どうしてもブロックの存在が必要になるのです。そのブロックの番地が治療点となるのですから、ブロックの中の番地図も頭の中に入れておいてください。
さてここで重要なのがブロックの中の番地です。経脈の番地と絡脈の番地があります。このうち絡脈の番地は割と簡単です。小指側から親指にかけて1,2,3,4,5、と配列されています。
手背、手掌、足背、足底、下腿、大腿、前腕、上腕、総てにおいて小指側が1で親指側が5であります。体幹では中心部「背骨の部」が1で脇に行くにしたがって1,2,3,4,5、と配列されています。
頭部、後頸部、背部、腰部、臀部、顔面部、喉部、胸部、腹部、陰部、など体幹のすべての部位は中心部が1で脇に行くと5になります。その為、絡脈では覚えるのが簡単です。
問題はこれから述べる経脈の番地です。何故このように複雑な番地を配置したのか不思議に思いましたが、複雑にするほうが丈夫な身体を造るうえで必要であったのだと思います。
手足の経脈番地
手背の経脈は指先から手首までが1,2,3,4,5、と配置されています。前腕陽になると、手首から肘関節までが5,4,3,2,1、と配置されています。
上腕陽になると、肘関節から肩関節までが1,2,3,4,5、と配置されています。
手掌の経脈は指先から手首までが5,4,3,2,1、と配置されています。前腕陰になると、手首から肘関節までが1,2,3,4,5、と配置されています。
上腕陰になると、肘関節から肩関節までが5,4,3,2,1、と配置されています。
足背の経脈は足指先から足関節までが5,4,3,2,1、と配置されています。下腿陽の経脈は足関節から膝関節までが1,2,3,4,5、と配置されています。大腿陽の経脈は膝関節から股関節までが5,4,3,2,1、と配置されています。
足底の経脈は足指先から足関節までが1,2,3,4,5、と配置されています。下腿陰の経脈は足関節から膝関節までが5,4,3,2,1、と配置されています。
大腿陰の経脈は膝関節から股関節までが1,2,3,4,5、と配置されています。
体幹の経脈番地
顔面の経脈は、額部から顎部までが5、4,3,2,1、と配置されています。
喉部の経脈は、喉上部から鎖骨までが1,2,3,4,5、と配置されています。
胸部の経脈は、鎖骨から横隔膜までが5,4,3,2,1、と配置されています。
腹部の経脈は、横隔膜から恥骨までが5,4,3,2,1、と配置されています。
陰部の経脈は、恥骨から尾骶骨までが1,2,3,4,5、と配置されています。
頭部の経脈は、額部から後頭骨部までが5,4,3,2,1、と配置されています。
後頸部の経脈は、後頭骨部から太椎までが5,4,3,2,1、と配置されています。
背部の経脈は、太椎から胸椎9番までが1,2,3,4,5、と配置されています。
腰部の経脈は、胸椎10番から仙椎2番までが1,2,3,4,5、と配置されています。臀部の経脈では仙椎3番から尾骶骨までが5,4,3,2,1、と配置されています。
経脈、絡脈の番地については、各ブロックの番地配置図を参考にして理解してください。経脈の番地は番号の最後にKの表示がされています。絡脈の番地は番号の最後にLの表示がされています。
経脈、絡脈、の番地表示(KまたはL)に従って経脈の番地か、絡脈の番地か、を知って、取穴してください。同じ番地の中でも一定の幅と長さがありますから、経脈と絡脈の取穴により縦取穴になるか、横取穴になるかで治療効果が違います。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
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