夜中に何回も目が覚める。
治療点 中封、 手掌拇指内端、の鍼。
夜の11時に寝て、1時に目が覚め、次に3時に目が覚め、次に5時に目が覚めた。どうしてこんなに目が覚めるのでしょうかといって来院した患者さんがいた。
春は木の芽どきといって、身体が活発に動き出す季節です。ぎっくり腰、寝違い、など痛くて動けない疾患が出やすくなります。
今回の患者さんも、肝臓系統と、肺の系統が過敏になっている状態でした。この系統が過敏になると色々な疾患が出て来ます。
特に、肺の系統が過敏になると、眠りが浅くなります。その為、目が覚めやすくなります。又、眠りが浅いため、逆に寝ても寝ても、まだ寝たいという状態になる事もあります。
これは眠りが浅い為、本格的な眠りが出来ていないのです。朝になってもまだ疲れが取れないと訴えます。
両手の拇指内端に接触鍼をします。鍼先を拇指内端にチョン、チョン、と30回くらい当て、実を取り除きます。
提鍼を当て実の反応がなくなったら治療は終わりです。ほんの1分ぐらいの治療時間ですが、治るときには、これで充分に治るのです。
肺経が実になっているか、手の拇指内端が実になっているか、確実に実の反応を捉えてから、治療をする事が大切なポイントとなります。
<施術動画>
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[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00