逆子は足の冷えにより、腹の中で骨盤近辺が冷えている事が原因と考えられる。赤ちゃんは頭近辺の冷えに我慢が出来なくて、頭を胸の方に回転させることによって逆子となると推定される。
なぜ、下半身の冷えや、足先の冷えが起きるのか?これは甘い物、レトルト食品、お菓子類、インスタント食品などにより、腸内細菌叢の中で悪玉菌の割合が多くなると便秘とか冷え性の症状が出やすくなる。
食生活の中で玄米食、野菜、根菜類の煮つけ、海藻類、小魚類、発酵食品、乾物類などの食生活が多くなると腸内で善玉菌が多くなり、冷え性は根本的に解消される。
ただ、妊婦に逆子が発生した場合は、食生活ですぐに足が温かくなると言うことは出来ない。そこで鍼灸によって逆子の治療をする訳だが、一番良く効くツボが至陰穴という事になる。
なぜ、至陰穴が効くのか? 至陰は足小指の外端にある。この足小指外端から全部の指の外端にかけて関連が有ります。これを普門堂ではLラインの関連と呼んでいます。
どういう事かと言うと、至陰にお灸を据えると、Lのラインすなわち足先全部の指先が補われ、足先がホコホコと温かくなるのです。足先が温かくなるという事はお腹の中で骨盤近辺が温かくなることに繋がると考えられます。
この至陰と三陰交のお灸を組み合わせて逆子の治療に効果を上げている治療院は沢山あります。三陰交は子宮内部の環境を改善する効果があり、子宮内部はそく三陰交と言っても良いほどの関連があるのです。
妊娠4か月ごろからずーっと、三陰交のお灸をしていると、出産が非常に楽になり安産でスイーッと出産できたという妊婦さんもたくさん居ます。
足の冷えは逆子になる確率が高くなりますから、食生活を正す事と、足などを冷やさないため、お腹と足の保温に気を付けると共に、至陰と三陰交を組み合わせて、治療することが大切になります。
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[施術時間]
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