臨床例 男性 49歳 左手中指の痺れ
症状
左手中指の先端が痺れている、重ダルイ感じと、時によっては痛みも出て来る。かなり前からの痺れで、何処へ行っても治らない。夜中に痺れと痛みで、目が覚める事がある。
診察
左手中指の痺れであるから、左手中指を鍉鍼で検査してみた。虚の反応が中指の付け根から指先まで出ていた。その中でも指先が一番虚であった。番地は左手掌3-5Kとなった。
そこからウエーブで上腕陰に飛び、上腕陰から右腹に飛んで治療点は、右腹3-5Kとなった。左腹の臍から脇腹にかけて虚の反応があり、その中でも脇腹が特に虚となっていた。それで治療点が右腹3-5Kとなったのです。
右脇腹の虚が、左中指の痺れと、重ダルイ痛みとなって現れていたことになります。人間の身体は不思議なものですね!!
治療
右腹3-5Kに印を付け、虚の反応であるから知熱灸で虚の反応が無くなるまで補った。鍉鍼で検査してみると、治療点の虚の反応がすっかり無くなっていた。如何ですか? 左手中指の痺れ感はどうなりましたか?
患者さんは中指を盛んに押さえたり、擦っていたがずいぶん楽になりました、という返事であった。
1週間後、治療に来た時に聞いてみると、中指の痺れはほとんど良くなったが、中指先端だけ、まだ少し痺れているという。2回目も同じ治療をした。大分改善したようだ。
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[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
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