※井、栄、愈、経、合の求め方が変わりました。
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井、栄、愈、経、合、の求め方
本治法の時に、井、栄、愈、経、合、のうち、どのツボを使うか、見極める方法です。
今までは、足の甲で診ていましたが、臨床的に手掌で診ることが、正しいと判明しました。そこで、手掌で診る方法を解説します。
手掌を5等分します。指先から第1関節までを5(井木穴)、 第2関節までを4、(栄火穴) 第3関節までを3、(愈土穴) 第3関節から感情線までを2、(経金穴) 感情線から手首までを1、(合水穴)とします。
感情線というのは、手相の感情線のことで、手掌の中央やや上で、横に走っている線のことです。だいたいその辺りという目安です。
上記、5等分された手掌を比較脈診で比較します。一番虚している処を確認して、本治法の主治穴とします。
治療点は5行穴の表を見て確認してください。本治法では、この決定がとても大切で、治療効果にも大きくかかわってきます。
井木穴 発達障害、認知症、肝臓の弱り、胃部不快感、などに関係することが
多い。目や陰部と関係が深い。
栄火穴 あまり虚としての取穴をすることはない。顔面に関係する。
愈土穴 食欲不振、老衰、産後、身体虚弱、などの時、あらわれやすい。
腹部と関係が深い。
経金穴 風邪ひき、ウイルスに関係する疾患の全般、使用頻度は高い。
胸部と関係が深い。
合水穴 足腰の冷え、足先の冷え、恐怖感、尿意過剰、耳の疾患、などの時
現れやすい。耳や喉部と関係が深い。
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